ちょいと早めに会場の喫茶 『Hana』に行く
と、
もうすでに佐々木彰さんがカウンターで呑んでいた(笑)。
さっそく、ダブル彰(笑)で スティーブ・ガット談義。
かつて佐々木彰さんのライブをガットが観に来たこと、など。

ドラマーakillerさんのアイドルがガットなので、こりゃ、盛り上がる〜。
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6:44Pm

▲カウンターで焼酎を呑んでいた佐々木彰さん
と、
akillerさん。 |
7:10Pm

▲このザンギは、かなり美味かったな♪ |
いよ&いよ、『第3回 前夜塾』が
始まった。
今回のテーマは、「教
育」。
前回の終わりに、中神さんから、
「沼田町でも英才教育が可能だ。」との提案があったから、なんだけど、
よりみんなが意見が出しやすいように、
テーマを
「地域の英才教育」から「教育」へとマイナー・チェンジした。
だけど、話が拡散しすぎてしまった。
むしろ
私が改めて強く感じたのは、
「教
育」論議の罠
だ。
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たとえば、
政治は「 」だ。
と言い切る時に、「 」に何が入るだろうか?
政治は「愛」だ。
でも、
政治は「戦い」だ。
でも、「心」だ、「バランス」だ、「調整」だ、「権力」だ、でも何でもOK。
教育も、同じだ。
「 」に何が入るかを言い合う連想ゲームだけでは、ちょっと不毛だ。
私の興味は、その先にある。
また、教育を語ることは、自分史の暗渠を語ることにもなるので(笑)、
重層的に、めんどくさい(笑)。
ある意味、語る権利がある人を限定してしまう危険性もある。
教
育に部外者はいないのに、だ。
今回は私は、教育を政策化すること
にこだわってみた。
なぜならば、
政策化とは
一般論では無くて、
本質論と、具体策を同時に思考できるフィルターだからだ。
そして、「政治」とは、そのためだけにある。
教育行政とは、そのレッスンと実践を同時にすることだと私は想う。
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7:11Pm

▲腹の減ってる校長にだけ(笑)、おいなりさ
んのサービス♪ |
7:14Pm

▲akillerさんは、下川町の手法を沼田
町サイズにする案も模索♪ |
まず、akillerさんは、つい3日前に視察
してきた
「意欲的な町の例」として、 下川町を
報告。
人口は約3,900人だから、我が沼田町ぐらいの小さな町。
そんな下川町内の限界集落だった「一の橋」に、
木材の廃材であるチップを燃やした熱源と、
その施設の屋根に付けた太陽光パネルだけで、
数十か所の町営住宅の電気や暖房を自給している!
その財源に
・環境省などから、「環境未来都市」予算、
・農水省から、「バイオマス産業都市」予算、
・国土交通省から、「コンパクトタウン」予算
を引き出し、ほぼ町の税金を使わずに
「一の橋バイオビレッジ」を作り上げた。
北海道の山奥の(失礼!)町が、
国と正面から交渉し、予算を獲得している。
すげー話。
私が「キーパーソンが、いるんじゃね?」とakillerさんに聞くと、
やはり、いた。
下川町の役場「環境未来都市推進本部長」の
春日隆司、だ。 |
ところで今回は、 名前は伏せときますくんによる
グ
ラガ予想 敵中!祝杯
でもあった♪
彼は過去に3回、的中し 祝杯
祝杯
祝杯を
してきたが、
4回目の今回は、
もっとも ストイックな
祝杯だ(笑)。
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7:
31Pm

▲沼田町を代表する教育とグラガの関係者に挟
まれて、ザンギを喰う。 |
7:46Pm

▲保護者代表(?)が、初参加。 |
akillerさんの教育談義は、
1.教育機会の、都市(たとえば札幌)と地方
(=沼田町)の格差
↓
2.フィンランドが世界で一番、教育が進化し
ている理由
↓
3.教育「行政」を評価する難しさ
↓
4.沼田町の児童・生徒の学力に、教育「行
政」は貢献しているか?
↓
5.では、どうするか?
と、展開した。
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行政コンサルタントであるakillerさんと
話していて
面白い(?)ことのひとつに、
コンサルタントが使う最新流行の(?)言葉に生で触れられること。
たとえばこの日は、「アウトカム」とゆー単語が使われた。
akillerさんは、まるで日常用語のように使っていたけれど、
少なくとも沼田町のオヤジ&おばはんは使わない言葉(笑)。
これは、「成果」と
いう意味の英語で、
研究がもたらす本質的な成果のことを指す。
論文や特許の数といった外形的なものではなく、
実際に
社会にどんな影響を与えたか
を評価すべきだ、
とゆー
行政側のメッセージ性のある自己批判(?)から
用いられるようになった、
と私は考えている。
より分かりやすく言えば、
立派な「計画」を立てたことは「成果」ではなく、
その「計画」が社会に影響を与えたことこそが「成果」である、
ってなコト。
「アウトカム」、みなさんも
何気に 使ってみましょう
(笑)♪
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7:58Pm

▲では、「学力テストの結果が、アウトカムなのか?」と議論し
てみる。 |
8:00Pm

▲みんなで、沼田町の学力を分析してみる♪
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お疲れ〜♪
From: グラガセレクト教育委員: blue.tree@ 農業 51歳♪
送信日時: 2013年9月16日(月) 10:30Am
宛先:  久保AB-ST
元宏
今日も朝から  雨…
5時から花の箱詰め作業、結構あって7時までかかった。
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うーん。
あまりの 雨続き
だよな〜。
ヤミ米の集荷も、はかどりません(笑)。
農家と同じで、こちらも、
結局、予定の量を集荷することになるので、
これから一気に集荷がたまりそうで、怖い(笑)。
でも、本州の台風の被害を見ると、
この雨ぐらいでヘコんでは、いけませんな。
さらに思うのは、
北海道は地震も猛暑も無く、台風も少ないので、
もっと活用してもらいたい大地だとつくづく思うあなぁ〜。
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昨日は、お疲れ〜。
色んな話しが聞けて、良かったわ。
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昨夜は、ありがとう。
blue.treeくんも、資料を持参してきていた
ので、
私から君にもっと発言を振れば良かったと、反省しました〜。
今朝も、akillerさんと、さらに&ちょいと
反省会〜。
以下、私の反省点。
やはり、当初の予定通りに
テーマは「地域の英才教育」で行った方が、
話がしぼれたかも、とか。
昨夜も私は3回ほど繰り返して言ったけれど(笑)、
「教育」「しつけ」「芸術」を混乱して議論しては、
それらを交互に言う人が
正しく見えてしまう罠が教育談義にはあります。
教育論で、人生論を語るのも違いますしね。
ただ、人生論は美しく感じるから、
話題がそっちに引っ張られやすい。
そして、一般論ばかりが語られてしまい、
本質論と具体策を語る時間が無くなる。
その状況で得をするのは、
「現状維持派」と、「知られない間にこっそり変えたい派」だよね。
そことの緊張関係を維持するためにも、
昨夜はもっと本質論と具体策に踏み込むべきだったなぁ〜。
おそらく教育委員会にも、ある種のいらだちがあるようで、
そこは私と共通していると思う。
たとえば昨夜、
お二人が持って来ていた
『沼田町総合教育計画』を作り上げたのに、
学力テストで結果が出ていない、などなど、からだと思う。
教育委員会や社会教育委員会での充実した議論を期待します♪
希望があれば
私もオブザーバーとして参考意見の参加もOKよ(笑)。
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鵜沼は、
昨日は飲んで寝てしまった様で、
今日の飛行機欠航で、
キャンセルまちで旭川空港に行ってるみたい…(*´-`)。
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旭川空港は、便数が少ないから、苦労しそ
うだなぁ〜。
では、次回、第4回『前夜塾』10月13日(日)7Pm〜から、
場所は同じ。
テーマは「移住定住」です。
・・・田舎の悩みですよね〜。色々と意見を聞かせてください。
よろしくね〜♪
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8:04Pm

▲教育の現場からの貴重な意見が出される♪
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8:05Pm

▲現場の報告こそが、akillerさんが沼
田町にまで来る理由。 |
8:13Pm

▲教育委員会は、これを作ってくれた。あと
は、アウトカムだ。 |
8:18Pm

▲かなり、きめ細やかに作られている。・・・
担当者は、移動したけど。 |
8:21Pm

▲akillerさんのキーワード「グローバルJr.」とは、世界に通用する子供。 |
8:23Pm

▲小学校と中学校を「一貫教育」にする理由を、そもそもから考える。 |
8:31Pm

▲若林博士の熱い発言が、飛び出す〜。 |
9:48Pm

▲長野校長メモ。 |
9:
49Pm

▲いつの間にか、教育の話題は町づくりに結び
付く。 |
キャッチ・アップ型とは、追いかける後発型。
対比語としては、フロント・ランナー型=先発型。
戦後の日本や、3・11後の東北は不幸だが、
キャッチ・アップ型として努力を惜しまない子供が育つ環境にある。
「平和ボケ」した成熟型の子供は、努力をしない。
しかし、戦争や震災の不幸が必要なワケでは、ない。
「戦争や震災の不
幸」が無くても、
「努力を惜しまない
子供が育つ環境」を作ることを、
教育行政と呼ぶ、
のではないだろうか。
また、
長野校長先生は、
「今の日本は成熟型になっているのだろう。
浅田真央や本田圭佑のような若者が生まれる一方で、
大卒ニートも
生まれている。
その原因は、ゆとり教育?」
と、問題提起。
教育を考える、
とゆーことは、
どこからでも入れるし、どこへでも行ける。
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