Be-bop-a-lula,
Monsieur is My Darling !
text by  久保AB-ST元宏 (更新日;2009年12月22日 火曜日 2:26Am) |  |
で、私は去年の夏、北海道の野外フェス、『ライジング・サン』で、 かまやつ+沼澤尚の2人だけのライブを体験したけど、
時間の配分を間違えて最後のほうしか聴くことができなかった。がくっ。
その時のコンビ、沼澤こそが、今回のコラボの母体バンド「ブルース・ブッチャー」のドラマーにして、今、最も注目されているミュージシャンだ。
・・・こ、これは、行かねばならぬ。
んで、行った。
2009年12月20日(日)4Pm
文雄ちゃんのクルマに、私、 若林博士、タテワキさん。
またしても、おじさんたちの遠足だ。
「私のご近所の旭川市」って言っても、会場であるカフェは、えらい遠い。
旭川市の中心部に行く通常の倍近くの時間、1時間30分ほどかかった。
それでも、みづっきーちゃんが言うとおり、
「ライブ会場も、す・て・き、よ♪」、であった。
2009年12月20日(日) open;4Pm start;5Pm
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▲カフェの右に、ライブ会場がある。 |
▲カフェは、廃材を組み合わせた手造り。 |
▲食べていたら、なにやら殺気! |
▲カフェに住みつく犬がパンを狙ってる! |
▲黒定食\600と、コーヒー\500。 |
▲犬とたわむれ、ライブを待つ。 |
5:10Pm、メンバーがステージにやってきて、ムッシュかまやつが歌う「ビー・パップ・ア・ルーラ」からライブが始まった。
▲私の位置からは、バス・ドラのキックも、スネアのショットも、ぜんぶ見えた♪
ムッシュには膨大な曲があるし、その多くは大ヒット曲だし、私にはなにより
超☆名曲 「ゴロワーズを吸ったことがあるかい?」を
ライブで聴きたい欲があり、
芦別市の「ROCK HOUSE ディラン」に、ムッシュを呼んでくれ!と、
頼んだぐらいだ。
んが、ディランさんは私が心酔したアルバム『ゴロワーズ』をネットで中古で購入して、
聴いて→びっくりした・そーだが、ライブの実現はいまだ、無い。
う〜む。やっぱ、ゲーノー界の重鎮。(たぶん)田辺エージェンシー、だろーし。
ってな感じで、私は北海道でムッシュを観るのは無理かな、
特にライブ・ハウスでなんぞ、30年待ってもダメだろー、
あ、30年たったら、もうムッシュは・・・、って思ってた。
そしたら、なんだよ、おいおい、実現しちゃったじゃねーのかよっ♪
うっきー♪
・・・んが、今回は私が最も聴きたかった「ゴロワーズ」はやらなかった。
それどころか、「フリ・フリ」も「バン・バン・バン」も、
「あゝ我が良き友よ」もやらなかった。
(もちろん、私は「あゝ我が良き友よ」は聴きたくは無い。)
んじゃ、私は満足できなかったか?
ってーと、いやー、びっくり。すばらしかった。
曲はテラダヤから聞いていた通り、ブルーズの名曲カバーのオン・パレード。
ムッシュがボーカルをとる曲ももちろん、かっちょいー。
あらためてムッシュの金属的な声質の魅力を再確認できたし。
そして、ムッシュが歌わない曲では、
まるでブライアン・ジョーンズのように、ドス黒い影を放っていた。・・・かっくいー。
ああ。ムッシュは、バンドがやりたかったんだな。
それを、ムッシュを愛しているメンバーたちに囲まれて、
バンマスでもメインでも無く、ひとりのバンド・マンとして加わって、溶け込んでいる。
芸暦50年(!)の超ベテランが自らバンドに飛び込んで、
ギターを1本持って全国のライブ・ハウスを回っている。
世界中のベテラン・ミュージシャンたちよ、
ムッシュのほかに誰が、こんなマネができるだろうか?
いや、みんなやりたいんだろーな。
でも、できない。
バンド・マンになるとは、そーゆーことなんだ。
・・・ちなみに、1939年1月12日生まれのムッシュは、70歳。
若林博士よりも3歳年上。
若林博士が日本大学の学生だったとき、
青山学院大学のムッシュはカントリー歌手としてデビューしたのだ。 |
▲私が高校時代に買った、『爆発するロック』(1972年刊、ブロンズ社)。
大木トオル、頭脳警察、はっぴいえんど、竹田和夫など、
「回顧」ではなく、その当時の日本のロックの黎明期の記録。 |
▲『爆発するロック』には、当然のよーに、ムッシュの対談も。
私は、その扉のページにムッシュからサインしてもらった♪
まさか、高校時代から何度も読んできた本にサインがもらえるとはね♪
「サインの上に、何かムッシュの詩を書いてくださいよ〜♪」と、頼めば、
「ええええー?詩〜?う〜ん。」と、言いつつ書いたのが、これ(笑)。
ほんとは私は、「ゴロワーズ」の歌詞の中から
「たとえばそれがミック・ジャガーでも」と
書いてもらおうとリクエストしようと思っていたたが、
やっぱ、こっちのほーが、かっこいいよね(笑)。 |
で、5人のバンドだから、5人の主人公がいるんだけれど、
この夜は明らかに、ハープのKOTEZ(こてつ)が、ぜんぶ持ってった。
ブルース・ザ・ブッチャーにムッシュを加えたCDアルバム
『ロッキン・ウィズ・ムッシュ』は2009年9月2日にリリースされたばかりだし、
おそらくドラムの沼澤を介してだと私は思うが、
ムッシュがブッチャーとの練習に初めて参加してからでもまだ1年ほどだろう。
帰り道で聴いたそのアルバムは、シンプルな演奏でかっこいいが、
ライブではそれが一転し、
シンプルなブルーズの庭に、おのおのの過剰なプレイがかぶさっていた。
そう。音楽のジャンルとは、庭、だ。
特にブルーズはシンプルな循環コードのパターンがあるだけの庭だ。
そして、シンプルだからこそ、ジャム・セッションがやりやすい。
やりやすいからこそ、バンドが有機的にグルーヴを生み出せば、
あとはミュージシャンたちがシンプルな庭に、過剰なプレイをかぶせてゆく。
私がムッシュ以上に注目していたのはドラムスの沼澤だったのだが、
タムタムもフロア・タムもひとつで、シンバル3枚のシンプルなセットで、
重厚な戦車のように進むスタイルは確かに新鮮だったが、
それでも、過剰なプレイとゆー点では、
ハープのKOTEZが数歩、前を行ってた。
ただ、過剰だから、主役だから、一番ではないのもまた、バンドのマジック。
やはり、ムッシュ同様、伝説のミュージシャンである、
ギターとボーカルの永井"ホトケ"隆は鮮やかなギター・ソロを弾くし、
中條卓のベースはシンプルであることがブルーズであると主張しているようだし、
なによりも、沼澤が歯をくいしばって、叩き続けるスネアの一音&一音は、
どれもすばらしい。
白眉はスロー・ブルーズにアレンジしたストーンズの「サティスファクション」。
CDには無いホトケの長めのギターソロから始まり、
ハープがあまりにも有名なリフを吹き始めるまでは、
それが、それとは気がつかなかった。
そして、ムッシュの声が沼澤のリズムで前に突き出されてゆく。
ムッシュにとってこの曲は、もう無数に何度となく歌ってきたことだろう。
サビではない部分の歌詞が、最強の説得力を持って表現される。
ああ。バンドだ、これは。 |
7:40Pm、ライブ終了後、また文雄ちゃんのクルマで自宅へ帰る冬道を戻れば、
なにやら、私の感性に訴えかける店が目に入っちゃった。
「ちょ、ちょっと、クルマ、止めて。この道を戻ったところにある店で、呑まない?」と、他の3人に提案。
「いーけど・・・。」と、冬道を戻ったところにある店の駐車場にクルマを止めれば、タテワキさんがクルマから降りない。
「久保さん、ここ、高いよ。有名な料亭だよ。」
文雄ちゃんも、「うん。ここ、有名だよ。予約してないと入れないんじゃないかな?」
「んなら、まず入ってみて、断られたら、アキラメましょう。もし、入ったところでメニューが高ければ、一番、安いもの一品だけ食べて帰りましょう♪」と、私は3人を説得。
▲「なんだか、高そーだよぉ〜。」 |
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営業時間;11Am〜10Pm、ラスト・オーダーは、8:30Pm。
定休日;火曜・第3月曜 |
昭和初期の鎌倉や京都にありそーな店内に座ってメニューを見ると、
「鳥鍋」 お一人様 \1200。
おっ、この値段ならいーんじゃない?
と、料理は私が選ばせていただいた。
鍋の準備まで、「すぐ出てくるものは何?」と選んだのが、
「もつサラダ」 \300
んが、あえたマヨネーズ(?)と玉ネギが強く、せっかくのモツが楽しめない。
いきなり、「なんだかな〜。もしや、ハズレ?」と不安になったが、
トイレに行けば、なんと、建物の奥は新築のホテル風の料亭!
そこに誇らしげに飾ってある大きな写真を見れば・・・。
っーコトは、若林博士は来店した3人目の博士、ってコトなのね。 |
▲素直に「尊敬」ができた、よき時代。 |
▲私は、日本酒をコップで2杯♪ |
▲ふわ&ふわの「千鳥揚げ」、絶品! |
▲おおおお! |
▲濃いだしが、食欲を誘う♪ |
▲クセになりそな、「新子焼き」のタレ♪
ケンタッキー・フライドチキンとは違う、
野趣あふれる濃い世界。 |
▲かつて旭川には鳥料理屋がたくさんあったけど、今はもう、ここだけ、だって。 |
▲4人でかなり、呑んで&喰って、
合計\9,450だから、
こりゃ、充分、楽しめましたわ♪ |
8:50Pm、さて、お酒もたっぷり呑んだし、おなかも満足〜♪
「じゃ、帰りましょう。」と、文雄ちゃんのクルマが、ぶーん。
すると、私が以前から気になっていた店の前を通る・・・。
私が、「ちょ、ちょっと待って!文雄ちゃん、クルマ、止めて。そう、そう、ここ、前から気になっていたんだよねー。」
他の3人「・・・・・・。」
私、「じゃ、ちょっと入りますか!」と、店の前にクルマを止めちゃった♪
▲風俗店?・・・では、ありません。 |
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旭川旭川市忠和5条8丁目4-3
クラウンハイツ1F
TEL;0166-63-6332
営業時間;6Pm〜11Pm、
土日は12〜3Pmも営業
定休日;月曜 |
なんと、現役大学生が起業した店!
アメフトまでやってる肉体派(?)の
オーナー・シェフは、
インテリアデザインを学んでいるそうで、
書棚やトイレ、奥座敷(?)など
センスが随所に光る店内。
もちろん、味にもこだわっていて、
炭火で焼く本格ハンバーガーの店。
卒業後は昼も営業する予定、だって。 |
▲しかし、何でも似合いまんがなぁ〜。 |
▲パンク・ザ・パンチョス♪ |
▲やっぱ、アート系の本が置いてある。 |
▲出来上がるまでけっこー時間かかる。 |
▲私が食べたのは、
「ルチャ's バーガー」\580
+フライド・ポテト\200。
あんまり、熱くないんだよね(笑)。
ヤケドしたくないけど、
もっと、熱つ&熱つが食べたいな〜。 |

▲文雄ちゃんの店も、バーガーやって♪ |
▲私はドリ〜ミィ〜なカクテルを♪博士のギネス・ビールの泡は、マディ・ウォータース級だった♪
・・・と、ライブ後に2軒、はしご♪・・・んが、ライブの感想は呑みながらは、あんまり話さなかったっす(がくっ。)。
なんだか、おじさんたちの「遠足」ってーよりも、おじさんたちの「忘年会」になっちゃったみたいだー。
それでも、帰路、クルマの中で聴いた、ライブ後に文雄ちゃんが買ったブッチャー+ムッシュのアルバムは、すんげー最高なんでした〜♪
Be-bop-a-lula he's...
My baby doll, my baby doll, my baby doll.
Monsieur's the band man gives me more more more ! |