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結城座 立て、立つんだ場〜!ステージ、に。『平成のぞきからくり 破れ傘長庵』

人と人形の共犯事件。

旅芸人と旅観客の共犯捕物帳

text by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (2010年8月20日 金曜日 6:58Pm)



共犯立て、立つんだ場〜!ステージ、に。演劇アーカイブ
戸塚先生、故・泉先生の脚本を蘇らせる。
「感動」の罠、罠の可能性 演劇言語の海


朝日町立て、立つんだ場〜!ステージ、に。『サンライズホール』は、私が「北海道★文科系の鬼」と密かに呼んでいる、漢幸雄(はた・ゆきお)さんが企画&運営している。
そんな&こんなを、私がかつて連載していた月刊誌パラパラ・・・『しゃりばり』1999年11月号に書いたコラムが、これだ。

あまりのポジティブさにみんなあきれるのだが、実力のあるポジティブなので、納得するという不思議な人だ(よしもとばなな『大人の水ぼうそう』)

私がこの記事を書いてから10年以上が過ぎたが、漢さんのホール企画&運営は、
まるで海の波が折り重なりながら永遠に前のめりに湧き出してくるかのように、続けられてきている。
むしろ、「年間恒例行事の繰り返しにする(=ルーティンにする)。」や、「補助金が与えられた時にだけ開催する。」、さらには「やめちまう。」のは、カンタンだ。
まるで海の波のように永遠に見える漢さんの偉大なる日常が、想像を絶する才能と努力と組織力と説得力など&などに支えられているのは間違いない。
たとえば、旭川市の旭山動物園を廃園の危機から能動的なアイディアで日本一の動物園に再生した、前・園長、小菅正夫に漢さんは匹敵すると思う。
いや、むしろ、恒常的な集客と、常設展示が担保されている都市型の動物園ではなく、
たった2千人弱のほぼ限界集落(!)で、この活動を持続してきているのだから、漢さんのほうが私には光って見える。
もちろん、こーゆー、すばらしい人には、他者との優劣や勝ち&負けは意味が無いのだが。
彼らの興味は、そんな瑣末な比較ではなく、もっと激しく血が出るような孤独な「闘い」なのだから。
そう。たとえば、下記に紹介する漢さんから私に届いた2002年のハガキを是非、読んでみて欲しい。

狼煙の素。

嗚呼、公演を企画&実行するって、なんて地獄なんだ!と、思ってしまい、やがて、漢さんの情念から、自分が時代の閉塞感に甘えていると気が付かされる。
そも&そも、なんで、こんなメンドクサーイことを漢さんは始め、続けているのだろう。
それはたとえば、森達也が戦争を語る時に、「受けた被害については語りやすい。でも与えた加害については語りづらい。」と書いたことを私に思い出させる。
つまり、どちらかと言うと人間はいつも受け身の立場、被害者の立場にいたいものなのだ。そのために、わざわざ自分から加害者の役割を担おうとはしないのだ。
公演=ライブに客を呼ぶ、ということは時に、悪しき「啓蒙」のようなイメージを持ってしまい、気が滅入るものだ。
私が、「こんなにすばらしいんだよ!何で来ないの!?」と言い、前売り券を売る時、まるで加害者のような気持ちに自分をさせることがある。
しかし、その孤独な加害者だけが、孤独な被害者を救うことがえきるのもまた、表現=芸術なのだ。
それを知っているから漢さんは、この加害者の役割を引き受ける「闘い」から逃げないのだろう。
(もちろん、このようなゲージュツに関わることに限らず、すべての「仕事」&「営業」には、その背負いは付いてまわるのだが。)
まるで幽霊のように、全国に建っている魂の抜けたハコモノたちよ、漢さんの前で土下座し反省したまえ。泣くべきなのは、君たちなのだから。
とにかく、
少なくとも、全国の市町村の教育委員会の職員は、漢さんを呼んで講演会&共同学集会などを開くべきだ。
この偉大なる重なってゆく波が、漢さんで途切れるような愚かなことにならないためにも。
しかし、、
朝日町『サンライズホール』は、
あまりにも遠い・・・。
私の住む沼田町から行くのであれば、
山をいくつも越さねばならない。→
でも、芦別『DYLAN』に毎年行くように、
本当は朝日町『サンライズホール』にも
毎年行くべきなのだ〜!
それに、ちゃんと毎月、
私に公演のチラシが郵送されてくる。
それなのに、行かないなんて・・・。
そんなある日、届いたチラシが、これ。

こぐま座じゃ、ないよー。
この演劇を観に行くことにした♪
なか&なか行けなかったが、
この演目、久々に私を
行く気まん&まんにさせたのであ〜る。
近いけど、遠い街。Ah,Yeah!ガス燈も、消えた。

公演日は我が社のお盆休みの初日♪そんなワケで、どーせ山をいくつも越えて行かねばならぬのなら、途中の旅行も楽しみましょー♪
2010年8月12日(木)
1Pm
まずは、足あとか?爪あとか?幌加内(ほろかない)の山奥深く、政和(せいわ)地区にある、これぞ秘湯!ないい湯だなぁ〜ん。あははん。ロックンロール・ウィドゥ、あははん〜♪せいわ温泉ルオントへ♪
ここ、我が社の釣りキチ社員がオホーツク海へ漁業(?)に行った帰りに楽しみに寄るトコ、らしい〜。私は今回が初めて♪
脱いだら、すごい・・・。
ルオント(luonto)とは、フィンランド語で「自然の恩恵」を意味する言葉、だそーだ。
幌加内は、ソバの日本一の生産地で、
ソバ畑ごと大手メーカーが契約をしていたりするスケールのドでかい農業地域でもある。
温泉にレストランが併設してあり、とーぜんのようにソバもあり、とーぜん、喰った♪
そばがきも、メニューに入れてほしいなぁ♪
塩そば、\680♪
ロビーの狭い売店に、なんと、
Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!吉成 洋子さんのステンド・グラスのコーナーがあった!
吉成さんについては、
元ギャラリーどらーるの坂本公雄翁がかつてこう書いていた。

吉成 洋子さんは大阪でステンドグラスの会社に勤務しており、
仕事の基礎を学ばれたそうです。
旦那様が旭川の近く(?)の幌加内の方だったのか、
全く関係なかったのか聞きませんでしたが、
大阪での生活を捨てて、幌加内で農業に従事しております。

黒毛和牛の飼育、蔬菜(そさい=野菜)農業なども
幅広く営農しておられるそうです。
何年か前に、慣れない農業生活に少し余裕が出てきて
ステンドグラスの制作に再度取り組みだしたとのことです。

「千の花」という工房を開いております。

私はステンドの意味は「汚す」だと知ったとき、かなり脳味噌が新鮮になった!
たしか、理科系なんです〜♪若林博士も吉成さんからステンド・グラスを習っていたはず♪
鏡の国へ、前かがみ。
そうだった、ここに住んでいるのだ!

さて、カーナビを頼りに朱鞠内湖(しゅまりない・こ)を横切って、剣淵町(けんぶち・ちょう)へ♪
朱鞠内湖に私が最初に来たのは高校生の時。当時まだあった国鉄「深名線(しんめい・せん)」で訪れ、
枯れ木が湖水から突き出て切る朱鞠内湖の上を電車が幻想的に走っていたのを今でも強烈に覚えている。
当時、私は高校の新聞会の会長をしていて、戦争中に朱鞠内湖が朝鮮人などの強制労働(=タコ部屋)によって作られたことを取材に来たのだ。
その取材にとても役にたったのが、小池喜孝(こいけ・きこう、2003年11月28日、没。享年87歳。)のパラパラ・・・『雪の墓標』で、私の高校時代の愛読書だった。
原画を手に入れられるわずかな者たちよ♪
ペンや筆のかすれ、マスキングの妙。
4Pm
足あとか?爪あとか?剣淵町 パラパラ・・・絵本の館
ふたつのイベントが行われていた。

『国際 絵本原画 展 ― 青木久子コレクション ―』
青木は若林博士と同じ1942年生まれ。
オーストラリアなどで絵本の編集者をした経験で集めた原画。
もちろん、これらは印刷されて、世界中の子供たちに公平に配られるために
描かれたのだが、さすがに原画からは画家の意図や工夫が読み取れ、面白い。

『第20回 けんぶち絵本の里大賞』
318冊の中から、来館者による投票が行われていた。
私は、下記の5冊を選んで投票した。
パラパラ・・・『きんぎょ』 (作;ユ・テウン、役;木坂涼、セーラー出版)
パラパラ・・・『森の謝肉祭』 (文;舟崎克彦、絵;野村直子、パロル舎)
パラパラ・・・『3びきのくま』 (文;工藤有為子、絵;あべ弘士
パラパラ・・・『おばけのばむけ』 (作&絵;佐々木マキ)
パラパラ・・・『キャメルン人魚に恋をする』 (文;空羽ファティマ、切り絵;海扉アラジン)
久保セレクション絵本2010!
私が選んだ5冊は選ばれるかな?

5Pm
せっかく来たんだから、と、剣淵町内の和菓子屋と、くんせい屋へ♪
町並みも、各店舗も整備されていてキレイ。上手に補助金を使いながら、経営者も努力をしている、って感じ。
外部からの観光客を向かえる意識に燃えている?
ワインに合うやつを捜せ!
バリエーションが豊富で、
色んな酒に合いそう(笑)。
私はこの日の出発する前に、絵を読む〜。澁谷俊彦画伯から
メ〜ルで下記の「観光」(笑)情報をいただいていた。

おはようございます。澁谷です。
差出人;澁谷俊彦
2010年8月12日 木曜日 10:27Am

わたしの知ってる情報は↓
士別市剣淵は絵本で有名なまちですね。「絵本の館」というのがあります。
また、最近出来た?
Oh ! うめぇ〜♪ジューシーな豚肉ソティ!「絵本の里 けんぶち ・レストラン ムーニャ」
カレーはおいしいと評判です。
いい湯だなぁ〜ん。あははん。ロックンロール・ウィドゥ、あははん〜♪士別温泉・ホテル美し乃湯?が日帰り温泉だったと思います。

『共犯新聞』は、いつも拝読させていただいております。
9月はプラスワン(本郷新記念彫刻美術館)、
10月は茶廊法邑の個展です。
合わせて宜しくお願い致します。

で、画伯の情報で『ムーニャ』にカレーを喰いに行くが、
なんと、「5Pmで閉店」!
がーん。
観光地(?)のレストランがお盆の最中に、「5Pmで閉店」でいいのかな〜。
6Pm
ならば、と、いい湯だなぁ〜ん。あははん。ロックンロール・ウィドゥ、あははん〜♪剣淵温泉 レークサイド桜岡で食事〜♪
どーせ、朝日町への通り道、だしね♪
ちゃらん&ぽらんオジサン。
地物野菜桜岡ちゃんぽん、
\850♪

剣淵町から朝日町へ抜けて行く山道の途中から、激しい★ふれ!ふれ!は、応援だけど、雨は、降るなっ!雨が降り出してきた〜。サンライズ・ホールには、びしょ濡れで飛び込んだ〜。

7Pm
人形の糸。人間の意図。
結城座我々はその風景の奥にあるものを解析しなくてはならないということだ。(使いみちのない風景)『平成のぞきからくり 破れ傘長庵』
Youkiza "Yaburegasa-choan"
【原作】 河竹黙阿弥
【脚本&演出】 山元清多
【音楽&生ピアノ演奏】 高橋悠治
【照明】 齊藤茂男
【音響】 島猛
【装置】 池田ともゆき
【殺陣】 栗原直樹 (WGK)
【舞台監督】 高橋淳一
結城座の座員・出演】 十二代目・結城孫三郎、結城千恵、荒川せつ子、結城育子、
平井航、橋本純子、結城数馬、矢田珠美、岡泉名
【客演】 串田和美

始まったら、すごい・・・。
空席も少しあったが、観客の集中力は高かった。
人形だけが、ぼくの・・・
左の串田和美だけが人間で出演し、人形と共演する。

人形の糸。人間の意図。
相手が人形だろうが、このように気合の入ったアクションすらある。

赤い目が山から追い出されるまで。久保の眼
結城座の歴史は古く、江戸時代の寛永12年(1635年)かららしいが、近年ではヨーロッパ、中近東、東南アジア、旧ソ連、アメリカなどへ海外公演も盛んに行っ
ている。私は結城座を初めて観たのだが、海外の人が観たらかなり驚くだろう。なにせ、人形と人間が共演しているのだから。そもそも、人形で演劇をするのは人
間ばかりを使ってはコストがかかるなどの理由からであったのだろうが、人間まで登場するのなら、人形でなければ表現できない可能性を示さなければこの設定
に説得力が無くなる。その自ら上げてしまったハードルを、彼らは観客の前で見事にクリアしたのだから、海外での驚きはさらに度を越したことだろう。
いわば、アバンギャルドなのである。めちゃくちゃな設定に観客が馴染んでしまうこと。それだけですでに「演劇的」であるし、結城座の勝利だ。それは375年の
伝統が築いてきた人形を操る確かな技術だけが裏打ちできた厳しい世界でもあるようだ。
なぜ人間ではなく、人形劇でなければならないのか?の答えは、アニメーションの必然性と同じことだ。つまり、メタモルフォーゼしたものだけが表現できるエロス
のためだ。
その人形のエロスに全身で体当たりしたのが、名優でありエキセントリックな厳しい監督でもある客演の串田和美だ。確かに、彼の存在感とセクシーでなければ
人形相手にここまでの説得力と世界観は出せなかったかもしれない。私自信は、串田の細い声や、なにやらいばっているような(笑)イメージがやや苦手だったが
今回の舞台では彼のディーモニッシュな部分と、それでいてポップな大衆芸能性を下品にせずに見せてくれたことに感動した。
ところで実は私がこの演劇を観に朝日町にまで来ようと決意した最大のポイントは、ピアニストの高橋悠治が音楽を担当し、それだけでなく、舞台に出っ
放しで生演奏をするからであった。最初は、信じられなかった。なんせ、あの世界の高橋悠治が、メインではなくて、いちスタッフとして旅芸人と一緒にツアーを回
り、舞台袖でじっと一番目立たぬ脇役のようにピアノを弾くのだから。実際に高橋は舞台の左奥に置かれたグランド・ピアノの前に座り、役者が入れ替わろうが徹
底的に音楽担当者として、唯一、ずっと姿を見せっぱなしだった。演奏内容は後半には少し耳慣れた民謡をアレンジしたものも弾いたが、全体を通じて、武満徹
風と言おうか、不安をあおるような現代音楽であった。もちろん、それは高橋が最も得意とする分野でもあるし、観客が高橋に最も期待する分野でもある。しかし、
やはり今回の高橋の使い方は、もったいない、と言おうかちょーゼータクと言おうか、これでは高橋本人でなければならない理由が希薄だ。確かに高橋のピアノ・
ソロ・コンサートではないのだから、メインの役者と人形が目立てば座付き音楽家としては役割を果たすことになるのだが、それでも私は高橋の挑戦を聴いてみた
かったのだ。彼ならば、人形と人間の共演と言うアバンギャルドな空間に刺さりこんでゆくピアノが表現できたはずなのだから。
とにかく、こんなに、すばらしい才能がいっぱい一同に朝日町に集まって、今まで観たこともない舞台を創造してくれたことに感謝。物語は、扱いを間違えれば大
怪我をしてしまうピカレスク・ロマン(悪人物語)。途中でややダレるので、内容をもう少しタイトにするか、さらにドラマを織り込むかの脚本への工夫が必要だろう。

11Pm 帰りは、
「日本最北の高速IC入り口」とゆー「どこでもドア」から、びゅーんと帰宅♪
なかなか、楽しい企画だった〜♪
これから、年に一回、休みを利用して温泉&朝日サンライズホール♪を企画しよーかな。できれば、観劇後に温泉一泊で♪


Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!

2010年
たびたび
movie days
(and movie nights !!)
行って、ミルク?