あのブールで。その山の上で。I'll follow you wherever you may go!
top page⇒うぇ〜ん!『共犯新聞』♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To DieROCK★ロック パラパラ・・・偏愛書物★Book Oh ! うめぇ〜♪肉体の共犯としての食犯。好物★Gourmet やっぱ、映画館で観たい♪映画★Movie Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!美術★Art
moto_kubo@hotmail.com
2010年2月
映画たびたび
行って、ミルク?
movie days
(and movie nights !!)


やっぱ、映画館で観たい♪『共犯新聞』映画館
Oh ! うめぇ〜♪肉体の共犯としての食犯。『美食狂時代2009』
パラパラ・・・リチャード・ブローティガン (1935年1月30日 - 1984年9月14日?)
ざらっとした森で見たブライアンのプール。久保元宏 ★ 2009年に買ったモノ!

Love is touch, touch is love,
Love is パラパラ・・・reading, パラパラ・・・reading love
Love is やっぱ、映画館で観たい♪watching,
to be loved 2010

edit by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (2010年2月15日 月曜日 11:19Pm)
あなたはそういうシンプルで、わかりやすい愛を経験したことがありますか?(村上ソングス)

ご無沙汰しています。

差出人: 名前は伏せときます。
送信日時: 2010年2月15日 月曜日 3:05Pm
宛先: うぇ〜ん!久保AB-ST元宏

久保さんこんにちわ。お久しぶりです。色々と連絡せず、もうそろそろめぐる季節のなかで、穴があったら田んぼに入りたい♪農作業の開始もカウントダウンとなってまいりました。
実は、久保さんから紹介いただいたやっぱ、映画館で観たい♪恋愛映画ベスト10は見ておりまして、
こうやってキーワードを列挙しながら、
分析している最中だったのですが、
私のベスト1 やっぱ、暗闇で観たい♪『マネキン』 (Mannequin) 1987年(米)
マネキンの寝巻きね。
『マネキン』
  • Dream come true・
  • 「マネキンと人間」
  • 「シンデレラ」
うぇ〜ん!恋愛!?・・・・・・がくっ。
たいていのこと(=たとえば、「宇宙の原理」とか、「権力の構造」などなど。)は
分かっている私だけど、
さすがに、モテない歴47年(!)なので、
恋愛(だけ?)には語る資格は無い・・・かも。

が、よーく考えれば(←そう。私は、よく、「よーく考える」のだ。)、
成功者が、それを知っているか?と問えば、
そりゃ、
むしろ、敗者のほーが、それを、よーく「知っている」場合が多いんじゃないのか!?

って理由で、選ばせていただきます。
題して、
「モテない男が選ぶ恋愛映画 ベスト10」!
ベスト10 やっぱ、暗闇で観たい♪『いつか読書する日』 2004年(日)
いつか読書する日♪田中さん・・・。

ベスト9 やっぱ、映画館で観たい♪『マレーナ』 (Malena) 2000年(伊)
稀な人。
『マレーナ』
  • 誰もが通る道・踏み絵
  • 羨望・妬み
  • 「大人と子供」
  • 「マドンナ」
  • 「女神」
  • 「菩薩」
  • 「スタンドバイミー」
ベスト8 やっぱ、君と観たい♪『恋愛睡眠のすすめ』 (The Science of Sleep) 2007年(仏、米)
レコードを踏み潰し。

ベスト7 やっぱ、暗闇で観たい♪『ラスト、コーション 色|戒』 (Lust, Caution) 2007年(中)
欲、注意★「後ろ」から殺す意味。
『ラスト、コーション』
  • 「スパイとターゲット」
  • 禁断の愛・憎しみ

  • 「少女」「魔性」
  • 「素人」「プロ」
  • 「抗日」「親日」
  • 「スパイ」「ターゲット」
ベスト6 やっぱ、映画館で観たい♪『花とアリス』 2004年(日)
花とアリス★クリックすると、♪いら箱♪

ベスト5 やっぱ、君と観たい♪『ロング・エンゲージメント』 (A Very Long Engagement) 2004年(仏)
塔に登る♪

ベスト4 やっぱ、暗闇で観たい♪『アニーホール』 (Annie Hall) 1977年(米)
Hey, 久保、えいがでとーじょー!★『アニーホール』の意味。

ベスト3 やっぱ、映画館で観たい♪『女は女である』 (Une femme est une femme) 1961年(仏)
それはわたしたちがわたしたちでいられる最後の日だった。Mo: 12月5日

ベスト2 やっぱ、君と観たい♪『天井桟敷の人々』 (Les enfants du Paradis) 1945年(仏)
海難事故なの・・・

ベスト1 やっぱ、暗闇で観たい♪『カイロの紫のバラ』 (The Purple Rose of Cairo) 1985年(米)
どんなおなじまい(何の為のおまじない)なんだろうね。
『カイロの紫のバラ』
  • あこがれ
  • 「映画のわき役と観客」
  • 「別世界」
  • 「現実」
  • 「マッチ売りの少女」
うぇ〜ん!・・・ですがどうですか?感性がずれてるでしょ(がくっ。)。
というか、恋愛って、そーゆーもんなんです(?)。

んで、君のベスト3からすれば、私のベスト1『カイロの紫のバラ』は、かなりツボだと思います。
これ、10〜20歳代の恋人同士まであと3歩の男女が一緒に観れば、
まちがいなく観終わった後は、恋人同士になってます。・・・つまり、「使える映画」です。

私は、(そーゆー意味では)使ってはいないけど、
上映当時にリアル・タイムで、映画館で2回観ました(がくっ。)。


最後に観たこの映画について、
今回はどうしても色々と、久保さんの意見をお聞きしたい『ラスト、コーション』のレポートを、させていただきますね。

『ラスト、コーション』 色|戒
まず第一に、久保さんありがとうございます。こんな映画は自分ではチョイスして観たりはしない映画なので大変感謝しています。
どうしてこの映画について語りたかったのかというと、見終わってその日から今日まで約一週間経過したのですが、
「なぜ?」「いつから?」の疑問のオンパレードで、ですが、やっと最近わかってきて、それがどうなのか一刻も早く語りたかったからです。
また、本日南ぃ〜!・・・あれ?東?えーと、西?あ、キタ―!!!自分の誕生日という何かの因果関係もあるのかなとおもいつつ、今メールしています。

ご覧のように、会議中、退屈なので、自分のノートに書き込みしながら、
いろんな分析をしていました。手帳って便利なものですよね♪

→最初に踏み切ったスタートラインが「常識」だったような・・・
「なぜ?」
@ なぜ処女を奪う相手をあのリーダーに希望しなかったのか?
A なぜあんなに好きになってしまったのか?
B なぜ道路を封鎖された際に、
自殺する薬を飲まなかったのか?
C なぜ初めての時にあんなヤラレ方したのにも関わらず
愛してしまったのか?

「いつ?」
@ いったいどの辺りから(いつから)
タン・ウェイは好きになっていたのか?
A いったいどの辺りから(いつから)
トニーレオンは好きになっていたのか?


このレポートを書く前に、
うぇ〜ん!久保さんのコメントを再度読ませていただきました。
映画を観倒すと、あそこまで深く分析できるんですね。
びっくりしました。
そこで色々と久保さん的に、この映画のタイトルの翻訳と、
漢字の国ですからその文字の意味を調べていくうちに
一気につながっていきました。
中国とアメリカの映画なんですねー。
いろんな意味で掛けてますよね。

色、戒について・・・・
★「大きな物語」への坑道&公道!中国
「|」=引数を受け渡す役目。
色 Lust 欲
戒 Caution
アーメーリカァ。ごっ・ぶれぇええすぅー。アメリカ
「, 」=2つのセンテンスの結びつけ。
Lust 7つの大罪   Last 最終
Caution 警告
♪美味しい?食べる?食べられる?ニッポン
「、」=対等に並べる語句の間に使う。
ラスト    最後
コーション 注意

次第に愛してしまった敵のボスであるイー大佐から
プレゼントされる指輪を付けて、
一気にこみ上げてきた感情・・・「助けたい・・・・」(最後の注意)
中国で指輪の事をというらしいですね。
そしてそれは「誓い」を意味すると・・・
「あなたを愛しています」と・・・
愛してしまったターゲットに警告すること、
それは自分の死に直結するのは理解した上での行動
(くちびるは、震わせて)
任務を遂行できない代わりに
自分のと同時に
イー大佐の愛を誓ったあの場面が
この物語のすべてを象徴しているように思います。
男を助ける代わりに
仲間の皆を見殺しにしてしまうであろう自分のけじめとして、
道を封鎖された時に薬を飲んで楽に死んでしまえばよいものを、
敢えて苦しい死に方を選んだ?
大佐の手で殺されたいのか?

んー・・・・む。
まったくもって奥が深い映画ですね・・・・
どう思います?

この物語には、4種類の愛がありますね。
@ 親への−母の死、英国に脱出した父の再婚による裏切り
A 仲間のリーダーの恋−あてつけの、止めて欲しかった
B 擬似恋−本当の愛にツイラク→自分自身の崩壊
C 禁断の−愛してはいけない人を愛してしまう


先日やっぱ、暗闇で観たい♪『アバター』を観ましたが、
なんか同じような設定ですね(笑)
愛してしまうと、どんな境遇でも関係ないのですね、
アバターもえくぼ・・・ですかねぇ(がくっ)

はるきの父親で長文もなんのそのですが、この辺にしときます。
では、お返事楽しみにして待ってます。
「そろそろペルソナの交換やらない?」(夜のくもざる)



そうすることによって、
私たちは自分のなかにあるいちばん重要なものを、
何かにしてしまうことになります。
(レキシントンの幽霊
差出人: ローラに花束を!ミカキチ@ろーら
送信日時: 2010年2月17日(水) 11:57Pm
宛先: うぇ〜ん!久保AB-ST元宏

投稿、見た(笑)すごいー、ノート取りながら。。。
やっぱり正しい共犯者の基本は、「青春真面目倶楽部」なのか(笑)?!
しかも、『ラスト、コーション』にコミットしてくるなんて。
それで、リンク先の道玄坂でつかまえて。いら姐さんのところも久しぶりに見よう〜と観に行って。

ぐんぐん。・・・・・・さよなら。

秋の夜(よ)の
軽蔑の距離
ホームラン
(久保元宏 2001年9月)

★日付をクリックすると、♪好きな時代に行けるわっ♪あん♪アン♪歴史から飛び出せ!
たとえば→3月生まれの、久保元宏。3月18日の歴史

道玄坂からの、Drifter(ドリフター)。そんなワケで、かなり☆ねじれたバースディー・カードでした〜。

Happy birthday
to Ms. Ira !

私、そこに私が書き込みをしてるとばかり思っていたら無くて、 あれ。私のところか?と思って、自分の日記を見に行ったら、あったの(笑) 。
その私の日記をコピペしておきます(笑)。

*******************

彗星パルティータ

2008年3月29日(土) 00:47Am

*******************

 ローラに花束を!表ブログで映画『ドニー・ダーコ』について書き
ローラに花束を!映画『フォロー・ミー』について書き(どちらも私には「とっておき」の映画である)、
 なのにまたここで映画について書いてしまう。

『ラスト、コーション』を見た。

 この映画を見に行こうと思ったのは、『共犯新聞』にあったこの映画についての評のここのところを読んだから。

 『私たちが口の中に「Last(=最期)」と準備する時の薄っぺらな絶望感と
「Lust(=欲望)」と思いつくときの丸みをおびた熱の広がりは、実は表裏一体であり、
歴史とか社会とか人生といった大きな物語も実は、ふくらんでいく丸みを帯びた熱が準備した発酵物であることが分る。
 権力よりも魅力的な愛を手に入れた男の幸福と
使命感よりも魅力的な愛を知った女の不幸が
時に交差してしまうのが世界なのだろう。そして、それを描く時、映画は魅力的だ』
(本文全文は、うぇ〜ん!コチラ♪)


 実は、去年の夏かな?この↑解説そのものの映画かと期待して見に行ったのが、
ポール・バーホーベンの『ブラック・ブック』だったのだが、ちょっと違ったのだ。
 『ブラック・ブック』自体はちゃんといい映画なんだけれど、
 私が求めていったものについての映画ではなかった・・・ということ。
 そして、『ラスト、コーション』こそにそれがあるのだと思って見に行って・・・
 ビンゴだった。


 ストーリーだけを聞くと、「政治(思想)と愛の相克もの」という感じだけれど、
実は本当(?)のテーマというか、監督が描きだしたことはそこではないと私は思う。
女は都市に隠せ。
 トニー・レオンの使い方がすごい。
 私は彼は難しい役者だと思っている。私が好みじゃないからかも知れないけど、
本当はとても達者なのに、そのことを顔が邪魔してしまうタイプだって思っていた。
 何て言うか、彼の顔のある種の甘さがいろんなことをダメにするなって。
頭悪そうに見えるとか、歳をとるにつれ貧乏くさく見えそうだとかね(ファンの方すみません)。
 でも、その彼のルックスの持つ力と、演技力を最高の形で引き出し、
 彼が、ヒロインを見つめる、その言葉のない、表情だけで全てを説明する、アップの長いやりとり・シーンがすごい。

 そう。彼は彼女に誘惑されたのではないんだよね。ただ、彼女を「見つけた」のだ。
罠は、人為的に仕掛けられたものではなく、もともと彼と、彼女に含まれていただけのものだったのだ、
ということが、この言葉のないやり取りの中に現れている。
 彼女を見つめる彼の表情に読めるものは、
  1:「わからない」
  2:「面白い」そして
  3:「どうしようもなくいとおしい」のみっつ。
 こう書くと、なんて俗っぽいのでしょう(笑)
 でもそうなのだ。本当にそれだけなのだ。

 そして、そのことが炙り出してくれるのは
 彼が生きてる世界がどれだけの地獄かということ。
 そして彼女の。
まだ、有史以前の野生兄妹のやりとりです〜

 彼の、彼女を見つめる目は、欲情の表情ではなく、奇蹟を観る目そのものだもの。
 見えない壁のこちら側から、向こう側の輝くものを、飽きず眺める目つきそのものだもの。
 陽の光が金色の粉になって降りそそぐのを顔に受けるときの表情だもの。
 そうして、恵みを受ける時の、跪く時の顔そのものだもの。
→てへ。いやもう、理性が吹っ飛んだかのように映画見まくりに突入しそうで・・・どうしよう。  「これがあなたのやり方なの!」と叫ぶ彼女に、彼が
 「私は生き延びてきた」と答える。

映画を見る余裕だけでなく、「逍遥記」←を書く余裕もゲットとゆーのが穴の深いところで・・・  そう。どこにもそういう説明はないけれど、
 彼は、何かを信じて任務を遂行し続け、この生き方を貫いてる
わけではないように見える。
 ただ彼は、うんと若い時に、
何かを大きく一度失ってしまったことがある人物なのだろう。
 そして、それからもう、「失うべきものなど何も持たない」ことだけを
云わばよすがとして生きてきたのだと思う。
 そのことが彼を有能にしてきたし、彼に弱点を与えずにきた。

 そして彼はきっと、ずっとそのことによって、つまり
「もう誰にも自分を支配させたりしない」ことで、
自分を救おうとしてきたのだろう。
 でもそのことは、彼を解放したのではなく、
彼をただ、「どこへも行けない」者にしただけなのだ。
 そのことに知らず蝕み続けられた彼だから、彼女を見つけたのだ。
 

 2人は、欲望や相手にのめりこんでいるのではなく、
溺れてる者が何かにしがみつくようにしがみつきあっている。
 溺れてる人間が何かにしがみつく時、
 それは「助かりたい」という気持ち以前に
 自分が「溺れている」ことの確認の行為であり、
 同時に「まだ生きてはいる」ということの確認だ。

 彼の、鏡の向こうへ行こうともがくように、水溜りの底に扉を捜そうとするかのように、相手に自分をねじ込んでいくことで、
あちら側に行ってしまいたい、自分を打ち砕くように何もかもをひねり潰してしまいたい・・・と、
それをする相手を見つけ、自分を絞り込んでいかずにいられないやるせない動き。
 誰だろう、これは一体誰だろう、今のは何だろう、何だったんだろう、これはいったい何なんだろう、何が起こっているのだろう。
 と、そう思いながらお互いの顔を見つめる時の表情。
こうして人は墜ちてゆくって感じですが。
 相手の暗闇と空白に自分を打ち込んでいくことが、相手を求めることで、
その手応えと、きりの無さに、何度も幾らでもくり返しそれをしてしまう感じ・・・
 本当にたまらなく切実にリアルで、その余剰のなさが、彼らのいる場所が本当に既に行止まりなことを見せ付けてくる。

 彼が、彼女に「お前の言うことは信じられる」というシーンがあるんだけれど、勿論そのことが彼女を追い詰め苦しめるんだけれど、
正しくは彼は彼女を「疑ってない」とか「信じてる」のではない(本人も解ってないが)
 ただ、彼女は彼に「奇蹟と救い」を思わせたのだ。
 彼女が「裏のストーリー」を持たないことを感じ取ったから(そのことが「わからない」に繋がる)
 彼女が「無垢」を感じさせたから(それが彼をして「面白い」と思わせる)。

別に「許されて」ないと思う・・・
 彼女自身も気づいてないけれど(というより本当の意味でそれを掴んでいないけれど)、
彼女もまた、既に帰るところを失ってる者なのだよね。
 未来や可能性を失ってるだけでなく、それまでの人生と歴史をとうに失ってる。
 だからこそ、騙すことが出来たのだ。
 だって、彼女の「今」は、そのまま「真実」なのだもの。
 他に持ってるものは何もないのだもの。

 
 「闇」ですら、それを確認し、掴むには、「光」を必要とする。

 
私はその冷ややかさを自分のお腹の中に感じとることができた。(レキシントンの幽霊)

 アン・リーはいつもそうだけれど、設定は分りやすい所にきちんと置くけれど、
実は普遍的に日常に含まれている人間の根源的なものだけを描き続けている。

 ヒロインも、決して思想的使命に燃えたり感化された訳ではなく、活動家の学生への憧れだけが動機でもない。
 ただ、自分の人生と命に、何か「意味と目的」が欲しかっただけなのだ。
他に寄る辺が何もないのに、人間は毎日を生き延びる理由を必要とするし、
自分が「生き延びようとするに価がある」と確認せずにいられないのが若さというエネルギーの罠なのだから。
今は、なんとなく解る(笑)
 男も女も、2人とも、全てを失うことを選ぶ。
 そして、男が全てを失う代わりに得たものとして見出すのは、ただ「生き延びている」自分であり、
 女は全てを捨てて、生き延びることすら出来なかったのに
 彼女自身は何も失っていない。

 そのことが、ラストの方でいくつか、どうでもいいように映されるほんの少しのショットで見て取れる。
 彼は全てを失って生きていくのに。
せっかくだから、正月投稿の続きの、「デート向け映画ベスト」を完成させようかなと思ってるところ。

 蛇足だけれど、映画の後半で、ヒロインを政治運動に誘い込んだ活動家の学生が、彼女にキスした時、彼女が
 「どうして3年前にしてくれなかったの?」って言うんけれど、
 ああああ解るなあ!!これ。
 彼女の気持ちが解る、ということではなく、彼が何を思ってずっとそうだったかが、この年齢になるとはっきり解るんだなあ。
 てか、当時(要するに若い頃)も多分そうなんじゃないかなぁ・・・と薄々思っていたことが、やっぱり当たっていたんだよな。
 ということが歳取ると確信になるんだよな。
 それが解っただけでも、生き延びてよかったな、と思ったりして(笑) 

 自分はまだ現役だから(笑)見てて辛くて苦しいだけだったけれど、歳とってから見たら、泣いてしまうのかもしれないなあ。
 愛おしくて、懐かしくて。
 でもそれって私が女だからそう感じるだけかも知れないけど。
 男の人は、死ぬまでこの地獄を生き抜くだけなのかも知れないけど。

 ヒロイン役の主演女優、すごい。笑った顔がめちゃめちゃ可愛い。
 「美しい」と男に言われるんだけれど、「美しい」というより、本当に奇蹟みたいな気分にさせるんだよ、男の人にとってはきっと。
 たまらなくたまらなくたまらなく可愛いんだもの。
 なんてことだろう、この世界はなんてことだろう、生きてるってなんてことだろう、と、そう思わせるんだもの。

 女の子の力ってすごいな。と、
 これまた、自分が「女の子」でなくなって初めて本当に認識するのであった。


 恋愛には色んな例があると思うけれど、
 普通でいう意味での(うまい表現じゃなかも知れないけど)恋愛の恋愛らしい部分は、どちらかというと不要で、
 むしろ苦手なタイプもいるよね。片想いの方が充実してる、みたいな感じ(笑)
 片想いは、楽だからね・・・そこが、罠。

 そういう意味?では、片想いはやはり、「恋愛」とはまた違ったものなのかも知れないな。含まれてはいるにしても。

 ただそれって、「恋愛」をしたことのある人にしか、解らないというか、掬い取れないほどの微妙なものなんだろうな。
 そして、恋愛をしたことのある人というのは本当に少ないんだろうな。
 お互いに片想いしあってるとか、恋愛に何かを託してその利害が一致してる同士とかは多いだろうけれど

 「恋を求める気持ち」が恋そのものが目的化している濃度が高い、というのは同じなんだけれど、
 それだと「恋愛に憧れる」とも重なってきてしまって、
 それよりも、もう一段深く?「新しい自分に出会ってみたい」みたいな欲求の表れ、とかそういうことなんじゃないかなと。
 自分一人では得られないインスピレーションを与えられてみたい、というような・・・・

 「恋が出来る」が、相手の存在如何である、というのもまさしくその通りだとは思う。
 実際、自分が好きになった人が自分を好きになってくれることって、人生で一度あるかないかのことだと思うから。
 でも、ここから先は、まあ、私の持論に過ぎなくなるかも知れないのだけれど、
 「恋」が何か、とまで突き詰めると、それまでの自分を失ってしまうような、それこそローラに花束を!「ロックの心」で書いたような、
 ある種、自分が自分を守る為に築いてきた壁を打ち砕かれてしまうことを受け入れざるを得ないようなことだと思うんだ。

 だから、「壁を築かずにいられない」だけの感受性と、平行して、「その壁を失ってしまえるだけの自分」の、両方を、
 それまでの人生でたった独りであてもないままに、積み上げられてきたかどうかが、実は問われてしまうんだと思う。

 その準備が無くて、自分の動物的欲求も勿論含めた「圧倒的なもの」に魅了されてしまうだけだったら、
 それこそ「自分を無条件に助けて救ってくれるものとして天から与えられたもの」という、宗教にしちゃうんだと思う。

 突然の、ミカキチ恋愛論(笑)。



ラスト、コーション ラストレポート
差出人: 名前は伏せときます。
送信日時: 2010年2月19日 金曜日 2:30Am
宛先: うぇ〜ん!久保AB-ST元宏

久保さんこんばんは。
ホームページの方もみかきちさんのコラボで、ググッと一層この映画の良さを表現できるようになっていき、とっても嬉しいです。
映画『ラスト、コーション』は知らなかったのですが、とても評判になった映画で、みかきちさんはもちろんん、かなりの人が観ているのですね〜。
あのいら姐さんの写真にスクロールすると、道玄坂でつかまえてっていうのは意味深ですね(笑)

さて、今回メールさせていただいたのは、そろそろトップページも3日目になるので、他の話題に更新になる前に、
みかきちさんのコメントに対するコメントと、それともうひとつ、「人類皆共犯の輪」を紹介したくってメールしてます。
 実はこの映画を観たのは2月9日ですが、自宅で観たのではなくて、義姉の家で観ました。
その日に免許の講習が旭川の免許センターで朝から行われるのですが、朝早くから行くのが億劫だったので、
義姉夫婦(旭川市にて燃料店を経営)の家に前泊するため、1人で泊めてもらいに行ったのです。
その時に「どうせなら皆が寝静まってから52インチの大画面テレビで、先日札幌の紀伊国屋で購入した『ラスト、コーション』でもみよっと、
と思い、持参したわけです。

で1人で食い入る様に観て虜になったわけですが(笑)

ダヤ、スィンク、アイム、セクシー?
梁 朝偉(トニー・レオン、リャン・チャオウェイ)
1962年6月27日、香港で生まれる。
1983年頃より映画界に転身。
1992年、『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』でブレイク。
ローラに花束を!トニー・レオンの使い方がすごい。
 私は彼は難しい役者だと思っている。
私が好みじゃないからかも知れないけど、
本当はとても達者なのに、
そのことを顔が邪魔してしまうタイプだって
思っていた。
 何て言うか、彼の顔のある種の甘さが
いろんなことをダメにするなって。
頭悪そうに見えるとか、
歳をとるにつれ貧乏くさく見えそうだとかね
(ファンの方すみません)。
 でも、その彼のルックスの持つ力と、
演技力を最高の形で引き出し、
繊細さと絶望限界哀しみの表現に
昇華させた演出が
素晴らしい。


男女の違いでしょうか?
観る対象が異性に目が行くのか・・・それとも自分の目が鈍いのか、
トニーレオンの演技の事は全く気にしませんでした(笑)。

それよりも上記に書いてある
「繊細さと絶望と玄海と哀しみ」の表現させる設定で、
あの「しょうもない妻」の演技をした女優の事が思い浮かびました。
オトコの仕事で、「長」という名の立場の仕事は、えてして孤独なものです。
自分の気持ちにムチ打ってやっとやっと仕事を終え、
家に帰ってきたらあんな妻がいたら尚さら虚しい・・・(笑)。
役になりきる力でしょうか?
とても中国のエリザベス・テイラーと
言われた人に見えないのがすごいところですね。
しかも以前は、
ベルナルド・ベルトルッチ監督の『ラストエンペラー』の
皇后役をやっていたんですね。
演技力の果て。
陳冲(ジョアン・チェン)
1961年4月26日、上海の医者の家庭で生まれた。
デイヴィッド・リンチ監督の話題作『ツイン・ピークス』にも出演。
映画監督もこなす、才女。

見つかった?
湯 唯(タン・ウェイ、Tang Wei)。
1979年10月7日、中国浙江省楽清に生まれた。
女優で、歌手でもある。
身長172p。
まだ『ラスト、コーション』の他には目立った映画の出演が無い。
それにしてもタンウェイの魅力は凄い・・・。
こりゃあ惚れるわといいたくなるほどかわいいですね〜
実際はみかきちさんもおっしゃるように、惚れたのではなくて
見つけただけなんでしょうけれどね。
後日、映画『マレーナ』批評でも触れますが、
女の人の力は凄いですね。
ひとつの言動・ちょっとした表情で男の人をいかようにでも
するんですから。

 ローラに花束を!2人は、欲望や相手にのめりこんでいるのではなく、
溺れてる者が何かにしがみつくようにしがみつきあっている。
 溺れてる人間が何かにしがみつく時、
 それは「助かりたい」という気持ち以前に
 自分が「溺れている」ことの確認の行為であり、
 同時に「まだ生きてはいる」ということの確認だ。


これだ!
あのカットされた場面の必要性。危機迫るものがありますよね。
ここは久保さん的なコメントですが、ここもみかきちさんのコピペの部分ですよね?なんか不思議・・・。

 ローラにオレンジ色を!彼女自身も気づいてないけれど(というより本当の意味でそれを掴んでいないけれど)、
彼女もまた、既に帰るところを失ってる者なのだよね。
 未来や可能性を失ってるだけでなく、それまでの人生と歴史をとうに失ってる。
 だからこそ、騙すことが出来たのだ。
 だって、彼女の「今」は、そのまま「真実」なのだもの。
 他に持ってるものは何もないのだもの。


皮肉なことに、本当に愛してしてしまったからこそ騙せた(合う言葉がみつからない)んであって、
もしも、任務の通り、誘惑して狙うようだったら真っ先にバレテ殺されているだろうし、
まして学生のリーダーが三年前にキスしてしまっていたら、今はもう生きてはいないだろうなぁ・・・・。
それが、素人だったからこそ騙せたという言い方は合いませんね、
「マイ夫人」になりきる訓練をした(ふつうは別の人物になりきれるものではない)けれど、
本物になってしまったのが最終の結末になってしまったんだと思う。

ところで、前半のオママゴト暗殺計画が失敗してその後また暗殺計画の加担することになった時、
引き受けた一番の原動力はなんだったんでしょうね?僕はこう思うんです。
ただ単純に「逢いたかったから」
ちがいますか?だとしたらますます謎が出てくるのです。
いったい、いつから好きになっているんだろう?って。
もし違うのなら、初めてあんなに乱暴にされたとはいえ、初めて結ばれた時か・・・
むむむ・・・・ますますわかりませんねぇ。

 ローラに花束を!ヒロインも、決して思想的使命に燃えたり感化された訳ではなく、活動家の学生への憧れだけが動機でもない。
 ただ、自分の人生と命に、何か「意味と目的」が欲しかっただけなのだ。
他に寄る辺が何もないのに、人間は毎日を生き延びる理由を必要とするし、
自分が「生き延びようとするに価がある」と確認せずにいられないのが若さというエネルギーの罠なのだから。


果たしてそうなのか?
監督は人間の普遍的なものを描いている、としたら、
こんな終戦間際の時代背景とともに映し出される男と女の結ばれない恋の設定に何を言わんとしたのか、
  • 人間の生きる価値、目標
  • 愛とは?
両方とも、また教えてもらえないうちにThe Endとなってしまった感がありますが、
とにもかくにも最終的には「破滅」となってしまった2人の形の中にも、

 ローラにキンクスのシングルを!男も女も、2人とも、全てを失うことを選ぶ。
 そして、男が全てを失う代わりに得たものとして見出すのは、ただ「生き延びている」自分であり、
 女は全てを捨てて、生き延びることすら出来なかったのに
 彼女自身は何も失っていない。


なーるほどと思いましたが、男側としてみると、極めて当然の結果の判断を下したものだなと思いましたねぇ・・・。
映画なので、命だけは救ったり自分が第一線から退いたりする最後を期待はしたのですが・・・。
またさらに彼の孤独は深まってゆく・・・。もう二度と彼の心は開く事はないでしょうね。

最後のみかきちさんのピンクの部分のコメントは10回位読みました

 ローラにペプシを!ただそれって、「恋愛」をしたことのある人にしか、解らないというか、掬い取れないほどの微妙なものなんだろうな。
 そして、恋愛をしたことのある人というのは本当に少ないんだろうな。
 お互いに片想いしあってるとか、恋愛に何かを託してその利害が一致してる同士とかは多いだろうけれど


それでいいと思います。
若いころは「楽しさの追求」とか「将来の伴侶探しの一環」とかいう利害の一致があるし、
「恋に恋している自分が好き」という自分想いがあったって・・・。

 ローラに実力を!「恋」が何か、とまで突き詰めると、それまでの自分を失ってしまうような、それこそ「ロックの心」で書いたような、
 ある種、自分が自分を守る為に築いてきた壁を打ち砕かれてしまうことを受け入れざるを得ないようなことだと思うんだ。

 だから、「壁を築かずにいられない」だけの感受性と、平行して、「その壁を失ってしまえるだけの自分」の、両方を、
 それまでの人生でたった独りであてもないままに、積み上げられてきたかどうかが、実は問われてしまうんだと思う。

 その準備が無くて、自分の動物的欲求も勿論含めた「圧倒的なもの」に魅了されてしまうだけだったら、
 それこそ「自分を無条件に助けて救ってくれるものとして天から与えられたもの」という、宗教にしちゃうんだと思う。


やっと読んで少しわかりました。が敢えて何も言いません。いや、言えません(笑)
が、ひとつ言えるとしたら、映画やっぱ、暗闇で観たい♪『マネキン』を観てみてください。
あまりにも単純で、シンプルでわかりやすい映画ですが、恋はこれでいいと思います。
シンプルな恋の妨げとなる色んな困難な状況や壁は、好まれて映画のような作品では用いられますが、現実はそんなの要りませんよ(笑)。
そんなのがなくとも困難な部分はたっくさんあるんだから(笑)。

なんかみかきちさんにメールしている気分になっちゃいました(笑)。



先日の義兄との会話で、
自分「そういえば、燃料屋さんなのかめぐる季節のなかで、穴があったら田んぼに入りたい♪お米屋さんなのかわからないけれど、両方やっているお店って多いよね?生活必需品というくくりなのかな?」

義兄「そういえばそうだね?なぜなんだろうね?」

自分「めぐる季節のなかで、穴があったら田んぼに入りたい♪お米屋さんって、秋の忙しい時期である程度目処がついちゃうでしょ?
一定の通年のある仕事という事で、灯油とかガスとかやるところとかあるみたいですよー」

義兄「そういえば、うちの取引先の卸が、沼田で唯一取引しているところがあるって言ってたなぁ・・・、たしか久保商店だ

自分「えー!その人だよー、今言った人!」

世間は狭いもんだと思った日でした。恐るべし久保商店の話しでした。

で、ふと思い出したように、昨日、義姉はそういえば久保さんが先日言っていたみかきちさんの年齢と同じような気がして、
みかきちさんの写真をメールしたときの会話がこちらです。

「義姉」
あ〜

知ってる知ってる

転校して行く時同じクラスだったよ
その時の担任は川崎先生っ!!

家に遊びにも行ったよ(笑)
ですって(笑)
以前、久保さんとみかきちさんが昔の恩師を訪ねて行くページがありましたが、
確認したくともたどり着けません(笑)

世間は狭いもんですね〜。

先日、このみかきちさんにも観てほしかった映画『マネキン』を通じて色んな話ができているこの『共犯新聞』のワールドは本当に素晴らしい♪
ぜひ今度沼田に来る機会があれば、色々と語りたいです。そして、みかきちさんに言いたい!
是非、『マネキン』を観て感じてほしい。恋愛は単純明快だって♪

死ね死ね団だじょ〜! スイカの背景とのコントラストも見事ですよね♪
あの灰色のジョンレノンとオノヨーコの画像も・・・
恋色のスイカともいうべきか・・・
コントラストが冴えるのは
「みどり - 赤」(スイカ)
「きいろ - 黒」(虎)
の二つですねー・・・・パラパラ・・・西瓜糖みたいですね・・・
先日の「肩甲骨の夢・背中じゅうの夢・指という書物」
という文字を見て、少しなんか感じました。この感覚でなら読むことが
できるんじやないかって。

余談ではありますが、
先日久保さんがPlease give me your massage!の話しをしていたので、
今まで二回か三回しか見た事がないゲストブックを開くと、
あらーびっくり!こんな縁起のいい?
←ゾロメ・・・すごいですねー。この確率。
一応写真を撮っときましたので添付致します。

そろそろ、映画『マレーナ』のレポートを書かなくては・・・・・。
『マレーナ』は書きやすいですよー。
では♪