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moto_kubo@hotmail.com
2012年
12 月
映画
た びたび

脳内共犯
としての
映画館

脳 味噌共犯 movie days (and movie nights !!)  暗闇の私。≒ 私の暗闇。

2012年12月31日 月曜日 午前0時34分 気温0.9℃←■日帰りで札幌で映画を2本観た帰り、沼田町まで108km歩く最中の若者3人、目撃♪
2012年12月24日 月曜日 午前1時56分 気温-9.7℃←■映画『レ・ミゼラブル』は、ミュージカルと大衆運動の限界を身を持って教えてくれた民主党のようだ(がくっ)。

2012 年12月30日(日)
I have had enough, so act you age.
You won't see me.
「アゝ貴嬢(あなた)ハ清 浄なものだ潔白なものだ・・・
・・・親より大切なものは真理・・・
アゝ潔白なものだ・・・
・・・
しかし感情といふ者は実に妙なものだナ、
人を愚(ぐ)にしたり、人を泣かせたり笑はせたり、人をあへだり揉(もん)だりして
玩弄(ぐわんらう)する。玩弄されると薄〃(うすうす)気が付きながら
其(そ)れを制することができない。ア
自分ながら・・・」

トすこし考えて、ややありて熱気(やっき)となり

「ダガ思ひ切れない・・・・・・どうあッても思ひ切れない・・・
・・・お勢さん、
貴嬢(あなた)は御自分が潔白だから
是様(こん)な事を言ッてもお解りがないかも知れんが、私には真理よりか・・・
・・・真理よ りか大切な者 があります。
去年の暮れから全半歳(まるはんとし)、その者のために感情を支配せられて、
寝てもさめても忘らればこそ、死ぬより辛(つら)いおもひをしてゐても、
先ではすこしも汲(く)んで呉(く)れない。むしろ強顔(つれ)なくされたならば、
また思い切りようも有らうけれども………」 。

二葉亭四迷
失敗の王国。『浮 雲』
(『明治の文学 第5巻  二葉亭四迷』2000年9月15日、初版、筑摩書房)
初出;1887年6月、金港堂

もし、明日、地球が終わるなら、あなたは何をする?
と、
同じカロリーの質問が、私にとっての
「もし、明日、今年が終わるなら、あなたは、どの映画を観 る?」、だ。

二次元で、こんにちは。 11:30Am1: 13Pm
ユナイテッド・シネマ札幌
会員\300割引 \1500
『イナズマイレブンGO vs ダンボール戦機W』
監督;宮尾佳和
脚本;日野晃博
原作;レベルファイブ

久保の眼
そ も&そも、原作のレベルファイブって何やねん?なのだが、これ、福岡市のゲーム・ソフト会社(笑)。つまり、テレビ・ゲームがテレビ・アニメになり、つい には(?)劇場映画にまでなった、ってコト・・・らしい。その元々はサッカー・ゲームだから、AチームとBチームが戦って、点数と勝敗を争う、のかと思っ たら、このゲームが争うのは、なんとチーム作り!弱小サッカー部が部員をスカウトして、最強のメンバーをそろえるのが目的。なんか、『八犬伝』っぽくも、 ある。テレビ・アニメをチラ見したら、なんとスカウトは時空を超えて(笑)、ジャンヌ・ダルクや坂本龍馬までをもスカウトしてゆく!なんでもアリかっ!ま るでマンガだ(?)。
ゲーム発の人気アニメの先輩と言えば『ポケモン』だが、そー言えば、あれも仲間を増やしてゆく「戦い」がテーマだった。なんか似てる。 ゲーム世代は、「ひきこもり」とか言われながらもバーチャルな「友情」でリアルの欠落を埋めているのか。
で、 この映画だが、すでに弱小チームは時空を超えたスカウト(がくっ。)により最強チームになっており、ロボット軍団と戦う。・・・え?なんでサッカー・チー ムが?みたいなツッコミどころ満載なのだが、それを宣伝コピーは「決して出会うことのない二つの世界が交差」と、かわす。・・・かわせてるのか?
さ すがに脚本家も当初のスカウト合戦のカタルシスに替わる物語の理念(≒こじつけ?)が必要と感じたのか、本作では、「戦いは、みにくいから、戦いを無くす ためにサッカーとゆー戦いを無くす」とゆー概念との戦い、をテーマに掲げる。これも、それ、どうよ?なのだが、何しろ目的はテーマではなく、戦いであり、 観客は好きなキャラクターが動いてくれるだけで満足する状態になっている。
絵柄は私の好きなトキワ荘系だし、アニメの動きもシャープだ。 ただ、やはりテレビ版の時空スカウトのような奇抜さを映画版では産めなかった。映画でなければできない画面の迫力だけが成功した作品、かな。

って映画を観てしまったのも、小学校6年生の娘にねだられたから〜。
しかし、今の女子って、少年マンガや仮面ライダーをふつーに観るようだ。
いや、「ふつー」以上に、熱烈に観ている・・・。
てか、べんきょーせい。


次に、大通りへ。

1: 43Pm

次に、その娘がねだったのは、
「『アニメイト』に連れてって〜♪」
だった。

は?
『アニメイト』?
・・・・・・初耳。

なんでも、
アニメのグッズの専門店らしい。
「おとーさんなら、知ってるしょ?」
ってトーゼンのよーに言われたが、
私は古本屋や画廊なら
知ってるが、そんなの知らんぞ!

「たぶん、狸小路にあるかも?」

ケータイかスマホを持ってたら、そんなのスグに分かるんだろーけど、あいにく私は、そーゆーの持ってナイしー。

「じゃあさ、ヲタクっぽい人に聞いたら、いいよ。」と、娘は言うが、
道を歩いている知らないヲタクっぽい人に声をかける能力は、あいにく私は、そーゆーの持ってナイしー。

が、娘はこりずに道を歩きながら、
「あ!あの人、ぜったいヲタクだ。おとーさん、『アニメイト』の場所、聞いてー♪」
と、何度も言うが、アホか。

謎のヲタクの聖地(?)『アニメイト』の場所 を、
何のあてもなく探していたら、
新年恒例の狸小路2丁目『ラルズプラザ』8階の
『新春吉例 古本大合 戦』の前哨戦(?)がやってたので、
とーぜん、立ち寄る♪

2:23Pm

ちょいと、冷やかすだけ☆のつもりが、
以前から読みたかった本が2冊もあったので、買う。

伊丹十三『ヨー ロッパ退屈日記』
(原書1965.3→新装版1974.8.10、初版、文藝春秋)
定価\700→古本\300
原書 は当時の芸名 「伊丹一三」名義の新書版で、
私が買ったのはB6版の新装版。
初版にこだわる私には不本意な入手かもしれないが、
現在、原書の入手は不可能だろう。私は見たことすら、無い。
原書では無いかわりに、「新装版あとがき」が読め、
これがまた、おもしろい。

現代詩手帖特集版『塚本邦雄の宇宙 詩魂玲 瓏』
(2005.8.25、初版、思潮社)
定価\2520→古本\1200
塚本が2005年6月9日に亡くなった直後に出版され たのに、
幅広いライターと資料的価値もある高度な編集。さすが、斎藤慎爾。
なもんだから私は当時、店頭で買おうと震えていたのだが、
大好きな塚本なのだが、まだ私には遠い存在のように感じ、
ここで買って淫してはいけないような禁忌を強く感じ、
ついに買わずにいた本。

さらに娘との『アニメイト』探索散歩が続く・・・。

『アニメイト』の場所が分からぬまま、腹が減 る。

2:45Pm

きん すい
札幌市中央区南4条西6丁目 36号線沿い
でんわ;011−221−6847

軽く、おやつ気分だったので、
そばにしたのだが、
よーーーーく考えれば、
明日は、大みそか!
死ぬほど、そばを食べる日じゃんか!
やや失敗〜。

ススキノの向かい側、だよん。

さらしな系。つゆは、鰹節しっかり♪

そば屋の新聞で映画の時間をチェックして、
さっきは娘の観たい映画を観たから、「今度は、おとーさんが観たい映画に付き合え!」と言うと、
「いいよ。その代り、映画館を出たら、ヲタクっぽい人に声をかけて『アニメイト』の場所を聞いてよねー。」
と、言われる。
・・・なんなの?これ、どうよ。

3:20Pm5:28Pm
『桃(タオ)さんのしあ わせ』
原題;『桃姐』、英題;『A Simple Life』
監督&製作;許鞍華(アン・ホイ)
製作&原作;李恩霖(ロジャー・リー)
脚本;陳淑賢(スーザン・チャン)
出演;葉コ嫻(ディニー・イップ)、劉コ華(アンディ・ラウ)、秦海璐(チン・ハイルー)、王馥荔(ワン・フーリー)、林二汶(イーマン・ラム)、許碧姫 (ボボ・ホイ)、秦沛(チョン・プイ)、許素瑩(ホイ・ソーイン)

久保の眼
料理とは、手紙なのだろう。それが良くても悪くて も、良いように も悪いようにも、心がこもっていても手を抜いていても、そのまま伝わる手紙なのだろう。もちろん料理に技術が必要なように、手紙を読むのにも技術がいる。 世界は、その両者のバランスで成り立っている。おろかな料理の前には、おろかな読み手が。すてきな料理の前には、すてきな読者が。そして手紙の枚数のよう に重ねられてゆく皿の数が、関係の深さに比例してゆく。私は手紙のように料理を食べていきたいし、手紙のように料理を作る人と関係を深めたい。
そしてまた料理は、歴史の結果としての文化だ。風景は絵ハガキで伝わるけれど、料理だけは現地に行かなければ体験できない。それもまた、 関係だ。
関係は時間が深めてくれるが、時間は関係の残酷な終 わりも準備す る。
そんな概念を静謐な時間のまま、みごとに表現した映 画だ。小津安 二郎的と言ってもいいが、アメリカへの移住や老人介護の問題などを折り込むことで、現代であることにこだわった点も、みごと。
原題の意味は、『タオねぇさん』だが、英題の『A Simple Life』では説明が過剰になってしまうと感じてしまうほど、そっと書かれ、たしかに読み手に届く手紙のような映画。

で、私は娘との約束どおり、映画館を出た階段の踊り場で後ろから来た男に、
「すみません、『アニメイト』の場所、ご存知ですか?」と、ふいに聞くと、
「あ。えーと・・・。分かりません。」
がくっ。
「ありがとうございます〜。」
と、言いつつ、再びあてもなく、狸小路を東へ歩けば、
あららら、あった♪


こーふんする娘。
なぁ〜ん だ、
いつも行くブック・オフの
となりじゃんか。

5: 48Pm

アニメイト札幌

〒060-0062
札幌市中央区南2条西1-5 丸大ビル2F

電話;011-219-1223

営業時間;10Am〜8Pm

私には、よーわからん。
店内は、マンガ本が半分、
アニメのグッズが半分、
アニメのコスプレ(!)衣装がちょっと。

かな〜り、すごい雰囲気。
が、客層は、もろヲタクもいるが、
ふつーの女子が多い。
それどころか、超かわいい子や、
美人も多いのには驚き。

たぶん、店舗によって
上手に客層の棲み分けも
してんだろーなぁ。

うきうき♪

この青い袋を持って歩いて、完璧♪

なんでも、娘は『アニメイト』のこの↑青い袋を持って歩くのが、夢だったとか!
まるで、かつて、みゆき族の間では、ヴァンヂャケット社のブランド「VAN」の紙袋を持つことさえおしゃれであると言われたかのように・・・。
YouTubeには、こんな動画までもが、
あふれてる〜。



私も、『共犯新聞』で
久保AB-ST元宏2011 年買ったモノ
ってなコーナーを長年やっているので、ひとのことは言えないが・・・(笑)。
でもねぇ・・・。
・・・・・・まっ、いっか。

娘が『アニメイト』で夢中になっている間、
私はとなりのブック・オフで時間をつぶす〜。

6: 22Pm

坪内祐三『明治の文学 第5巻 二葉亭四迷』
(2000年9月15日、初版、筑摩書房)
 定価\2520→古本\1300
実は 私は恥ずかしながら、まだ「浮雲」を読んでいなかった。
あの日本最初の小説と名高い名作なのに・・・。
私の両親が1970年代初頭に買い揃えたくせに、
自分たちではまったく読まなかった全57巻の日本文学全集にも
「平凡」は入っていたが、「浮雲」は入っていなかったのだ。

そんなワケで、今回、初めて読んだ。
この全集の編集方針とゆーか、坪内祐三の趣味で、
オリジナル(初出・初刊)の文体のままなので、
なれない明治の漢字などで最初は読みにくかったが、
なれれば、落語から影響を受けたとゆー文体は音楽のように
音が心地よくて、すらすらと読めて楽しい。
とゆーか、この小説は物語以上に文体を楽しむようにできている。
おかげで、翌日の大みそかの夜は、
この本を夢中になっている間に除夜の鐘が鳴り、
新年になっちゃっていた。

物語は、うじうじした片思い男の、うじうじを繰り返すだけ。
が、それは都会のインテリ青年の孤独であり、
私は同時代のリルケ『マルテの手記』を連想した。
都市の悩めるインテリ青年とは、近代の発明のひとつだった。
文学が近代の産物であるのは、その背景がすべてだからだ。
さらに、児童文学の雑誌『飛ぶ教室』のバック・ ナンバーも2冊。
創刊号と、神沢利子の特集 号だ。

この雑誌のバック・ナンバーを
古本屋で少しづつ集めていた私だが、
この2冊で、ほぼ欲しかった特集の号はそろった。

そして親子は、それ&ぞれ、欲しかったものを手に入れて、札幌での日帰り旅行を終え、
ミーのカーで帰路へ。


雨が降り、路面は、つる&つる。
9: 27Pm

今年も「花・ 永易」さんから、
オリジナル手作りしめ飾りが届いていた〜♪
今年は、こーゆーワイルドな(?)デザイン。

玄関に飾りましょう〜♪

自宅に帰ると・・・♪

もうすぐ、お正月。

text by 久保AB-ST 元宏 (更新日;2013年1月9日 水曜日 2:56Am)


ooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo あああ!