さっちゃんも、プールに行きました。I'll follow you wherever you may go!
top page⇒うぇ〜ん!『共犯新聞』♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To DieROCK★ロック パラパラ・・・偏愛書物★Book Oh ! うめぇ〜♪ジューシーな豚肉ソティ!好物★Gourmet やっぱ、映画館で観たい♪映画★Movie Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!美術★Art
moto_kubo@hotmail.com
2012年
10 月
映画
た びたび
他にも何か書くことあった気がするのだけれど忘れてしまったからもう出す。
脳内共犯
としての
映画館

脳味噌共犯 movie days (and movie nights !!)  暗闇の私。≒ 私の暗闇。

2012年10月2日 火曜日 午後8時59分上品な太陽、下品な光線。気温12.1℃←■明日は久しぶりに、札幌。仕事 の前後も、それなりに、しよう(笑)


2012 年10月3日(水)
7:41Am
朝のフィルター。 チョコレートと、ダイアモンド。 写せない理由。



The summer is here at last
The sky is
I want  her, She wants meovercast
And no one brings a Rose for Emily
こうしてミス・エミリー は、町が古い世代から新しい世代へ とうつりかわっても、
つねにかけがえのない人であり、さけてとおることのできない人であり、
近よりがたい人であり、ものごとに動じない人であり、
そして、意地っぱりな人でありつづけ たのでした。

 そして、ミス・エミリーは死にました。
ほこりとかげに満ちた家のなかで病にたおれ、
看病(かんびょう)してくれる人といえば、
よぼよぼになった黒人の召(め)し使(つか)いだけでした。

   ウィリアム・フォークナー(1897年〜1962年)
パラパラ・・・『エ ミリーにバラを』(1931年)

訳;高橋啓、画;宇野亜喜良、編&解説;江河徹
『ファンタスティックな恋の話』 幻想文学館5 くもん出版 1989年8月 所収



ヤミ米の繁忙期。
札幌へ。


傷の味。 6:45Pm9: 14Pm
やっぱ、映画館で観たい♪『夢売るふたり』
原案&脚本&監督;西川美和
出演;松たか子、阿部サダヲ、田中麗奈、鈴木砂羽、木村多江、安藤玉恵、江原由夏、やべきょうすけ、大堀こういち、倉科カナ、古舘寛治、小林勝也、伊勢谷 友介、香川照之、笑福亭鶴瓶

赤い目は、森に置き忘れてはいない。久保の眼
私は西川美和監督のクールなデビュー作やっぱ、映画館で観たい♪『ゆれる』、 ホットな第2作やっぱ、映画館で観たい♪『ディア・ドクター』と もに楽しめたので、予告やチラシだけではつまらなそうだけど、長編3作目の本作も観ることにした。
前半は、まるで物語が破たんしているかのよーな、雑 な展開。「こりゃ、失敗作か?」っー心配が頭をよぎる。が、後半は文体がまったく変わり、まるでまいどバカバカしい共犯おじさん。落語の ようなきっちりしたパターンの繰り返し。そしてエンディングは、西川メソッドとも名付けたくなるオリジナルな謎を放り出す後味。すべて観終えれば、西川に しか創造できない映画であり、作家としてのタフさを再確認させられた。また、今までの3作ともが、しょーもない現代の生活臭を舞台にしていながら、まった く違う3つのテイストを描き分けていることにも感心した。
と くに私にとって、たまらんっ・のは、西川の演出で、小料理屋のカウンターごしに板前で旦那の阿部サダヲから口論を振り掛けられるのをクールにかわす妻の松 たか子が徐々に怒り出し、呑んでいたコップを振りかざすのだが、飛び散る水にビビる阿部に気が付いた松はコップに残っていた水を明るい笑顔でごくりと呑 む、怖さ。また、松がひとりアパートで子宮がんの本を開きながら下腹部を押さえてうめいているので観客は病状の悪化をイメージするのだが、長回しのカメラ は実は松はオナニーをしていることをまで突き止め、終わった松は無表情で起き上がり、ティッシュで指をふいてパソコンでの仕事を再開し、気が付いたかのよ うに持っていた(たぶん)自分の臭い付きの使用済みティッシュではなをかむ、怖さ。これらの「怖さ」は、演出の意図を観客に問う監督の凄みが生んでいる。 つまり、「この映画は、すべての演出に意味があるのだ。どうだ、その意味が分かるか?」と神の目線で観客へ問いをぶちまいているのだ。
そんなもんだから、上映中は意味不明な主人公の行動も、映画がすべて終わった時には「分かる」ようになっちゃってる。こりゃ、西川監督、 すげー知能犯だぞ。
唯一の取柄は重量上げのブスなデブが骨折をしたら、 全ての希望は無くなると観客に刷り込ませておきながら、重量挙げの指導者になる、とゆー希望のリレーをそっと差し出す卑怯さ(笑)も西川監督は動員する。
すげー、ねじれた嫉妬は、無限の保留ができるという 自信の果てにあるのだが、完璧に築 き上げた虚構から相手がはみ出してゆく恐怖が少しづつ迫ってくる時に、それは単なる孤独でしかないことに気が付き、再び愛を叫ぶ、ってのが西川監督が描き たかった世界なんだろーな、と私は思ったし、また他の人は違う読み方もするだろう。その誤読の連鎖もまた魅力的ならば、西川監督は勝利する。



この日の私のテーマ曲(?)は、
60年代後半のスィンギング・ロンドンのザ・ゾンビーズ「A Rose for Emily」だったんだけど、
繊細な曲にニヒリズムの極北のような歌詞。

ザ・ゾンビーズは、「シーズ・ノット・ゼア」と「タイム・オブ・ザ・シーズン」の完璧な2曲と、日本のGSカーナビーツもカバーした「好きさ好きさ好き さ」で、
シングル・ヒット・バンドなイメージが定着させられちゃうけれど、
1964年に名曲「シーズ・ノット・ゼア」でデビューしたモッズでガレージ・パンクなデビュー・アルバムもじょ&もじょ、したい。『BEGIN HERE』も、
1968年4月に名曲「タイム・オブ・ザ・シーズン」で締めくくったセカンドにしてラストの
アルバム音楽はゾンビのように、君の後ろに立つ。『ODESSEY AND ORACLE』の奇跡の美しいサイケぶりも、すてき♪
特に『ODESSEY AND ORACLE』は、ジェフ・エメリック、ピーター・ヴィンスのプロデュースでアビー・ロード・スタジオでレコーディングするとゆー、超ビートルズぶり。
なんせ、1967年にビートルズが
超名曲記録される石。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」
超名盤記録される石。『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』
超グラガ曲記録される石。「愛こそはすべて」
連続1位には、ならねど。ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』のほうが、超?今は、夜です。連発
レコーディングしたジェフ・エメリック&アビー・ロード・スタジオのお次の仕事が、『ODESSEY AND ORACLE』なんだから、悪いワケが無い。

しかし、悪かったのはザ・ゾンビーズのメンバーの仲で、美しい『ODESSEY AND ORACLE』を作りながら、醜いケンカを繰り返し、
アルバムがリリースされた時にはもうバンドは解散していた。がくっ。

それでもカミサマは人間関係よか表現を選び、『ODESSEY AND ORACLE』を聴いて感動したアル・クーパーが、
アルバム・ラストの曲「タイム・オブ・ザ・シーズン」をシングル・カットして大ヒットさせ、日本でも今でもCMソングなどに使われている。

ちなみに、ジェフ・エメリックがアビー・ロード・スタジオで『ODESSEY AND ORACLE』の次に録音したのが、
ビートルズ最大のヒット曲「ヘイ・ジュード」と『ホワイト・アルバム』っーんだから、『ODESSEY AND ORACLE』の特権ぶりは歴史が証明している。

そんなアルバム『ODESSEY AND ORACLE』の2曲目が、この日の私のテーマ曲(?)「A Rose for Emily」だった、わけ(笑)。

この曲は明らかに同名のフォークナーの短編小説「エミリーに薔薇を」からインスパイアされていると思う。
曲の歌詞と同様、短編の物語もストレンジな味わいに満ちている。
超ファザ・コンなお嬢様エミリーが、父以外に出逢った唯一の男性を愛しているかどうかも分からないうちに殺し、その死体を独り占めする、というお話。

さらに私の共犯連想ゲームは終わらない。

大友克洋の1980年の短編マンガ「彼女の思いで・・・」は、こんなラストだ。

夜と薔薇は、宇宙に。

お嬢様の「恋」にたどりつけない孤独な愛、召使い、薔薇・・・・・・。これらは、フォークナー「エミリーに薔薇を」の異母兄弟のようなキーワード。
しかも、それを宇宙という形而上で展開させた26歳(!)の大友克洋の天才ぶりに震える。

この大友のマンガが単行本に収録された時の書評 が下記だ。

言葉と薔薇は、森に。
1990年6月10日、朝日新聞
ここの書評者も、思わずフォークナー「エミリーへの薔薇」を連想している。
で、このマンガは1995年にアニメ薔薇が咲いた、薔薇が咲いた、透明な薔薇が。されている。

そちらも、なか&なか優れている。


原作のマンガには「エミリー」という固有名詞は出てこないのだが、
アニメ版の主人公は「エミリー」と呼ばれている。
大友の原作とフォークナーの両方の愛読者にとっては、
その名前だけで
15年越しの謎が解かれた。


ザ・ゾンビーズはフォークナーを読んでいただろーけど、大友克洋も読んでいるような気がする。
フォークナーはザ・ゾンビーズを聴いていないけど、大友克洋は間違いなく聴いていただろーな。
で、西川美和監督は、この3つを味わっているかな。

すげー、ねじれた嫉妬は、無限の保留ができるという 自信の果てにあるのだが、
完璧に築 き上げた虚構から相手がはみ出してゆく恐怖が少しづつ迫ってくる時に、それは単なる孤独でしかないことに気が付き、再び愛を叫ぶ。

10月4日(木)
1:41Am
再び、私はヤミ米の世界へ。

text by うぇ〜ん!久保AB-ST 元宏 (2012年10月9日 火曜日 2:51Am)


2012年10月31日 水曜日 午後2時56分アタックNo.2 気温9.0℃←■金曜日、札幌で時間があれば、『ヴ』がつく映画を2本観たいな♪
2012年10月13日 土曜日 午後10時51分上品な太陽、下品な光線。 気温9.6℃←■ストーブをつけようか、迷いながら、ふとんにもぐりこんでテレビでウディ・アレンの映画を観るサタディ・ナイっ。