あのブールで。その山の上で。I'll follow you wherever you may go!
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moto_kubo@hotmail.com
2011年
6 月
映画
た びたび
他にも何か書くことあった気がするのだけれど忘れてしまったからもう出す。
脳内共犯
としての
映画館

脳 味噌共犯 movie days (and movie nights !!)  暗闇の私。≒ 私の暗闇。
2011年6月8日(水)
My Back Pages
まだ読み終えていない俺の人生という書物。
 
Lyric and music ;♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To DieBob Dylan
共犯意訳 ;うぇ〜ん!久保元宏
――なんだか、あたし 自身が、どこ かに消えちゃったような気がする。
太郎ちゃんは・・・・・・太郎ちゃんは・・・・・・あたしがあたしで あるよりも、
もっと、あたしそのものだったの。

水村美苗パラパラ・・・『本格小説』 (2002年9月25日、初版、新潮社)


Crimson flames tied through my ears
俺の耳の奥にこびりついて離れない真っ赤な炎が、
Rollin' high and mighty traps
のた打ち回りながら、巨大な罠となって俺を待ち構える。
Pounced with fire on flaming roads
俺が行く道すべてに、燃え上がる炎が先回りしている。
Using ideas as my maps
俺の思想が、俺の地図。
"We'll meet on edges, soon," said I
「またいつか俺がお前を抱きしめることができるのは、そんなギリギリだろう。でもさ、もうすぐだよ。」と、俺は確かに言った。
Proud 'neath heated brow
他人の脳味噌ではなく、自分の脳味噌で考え続けろ。「プライド」とは、そのことだけだ。
Ah, but I was so much older then
嗚呼、俺の耳の中の炎が、「やったことよりも、やらなかったことのほうが、より後悔する。」とアジテーションを繰り返す。
I'm younger than that now
そう。残念ながら今の俺は、あの頃の俺よりも、ずっと若いのだ。

文雄ダルマが、よーやく得た目で見たいものは何? 10: 47Am
久しぶりに選挙事務所に行って、置きっぱな しにしてあった♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To Dieギターを持ち帰る。
空き家を借りたことを幸いに、投票日のままに投票の速報を書き込んだ大きな紙などが壁に貼られたまま。
もちろん、文雄ちゃん手作りのダルマや、くす玉、有名になっちまった(?)「く」ポスターなども、そのまんま。
まるで、『くぼ元宏アナーキー選挙記念館』(?)のようだ(笑)。
・・・観光客は来ないだろーから、時々、空気を入れ替えに来なきゃ、ね。

家主に 甘えて、このままにしておいてもいいようなので、
時々はここにきて、むせかえる初心に呑み込まれてみなくては、ね。

Half-wracked prejudice leaped forth
海の底へと沈みかけた時代遅れの既成概念が、またしても突然、がばっ!と、よみがえりやがった。
"Rip down all hate," I screamed
「選挙後のしこりなど、クソくらえ!」と、俺は叫んだ。
Lies that life is black and white
「久保くん、人生は、勝ちか、負けかだよ。」な〜んて、うそっぱちを、
Spoke from my skull. I dreamed
俺の脳味噌に無断で、俺の頭蓋骨が勝手に、べらべらとしゃべる夢を見ちまった。
Romantic facts of musketeers
いんちきで下品なやつらよ、さようなら。
Foundationed deep, somehow
ロマンチックにこそ深い思想の本質があるのだ。
Ah, but I was so much older then
嗚呼、更生保護施設の問題のときの俺は、あまりにも年寄りじみた闘いをしちまった。
I'm younger than that now
今なら、目の前のをひねりつぶせる。

お手伝いの「品位」。 1: 17Pm
まだ無料の高速道路に乗って岩見沢市まで仕事に来 た。
そのついでに、業界の協会事務所に立ち寄り、
年会費を現金で払う。

この協会への振り込み手数料が高いから、
ってのも、わざ&わざ来た理由だけど、
ここの事務局長とは、
年会費を払う新年度になってから何度も会っているのに、
そのたびに、彼は受け取るのを拒否する。
その理由が「領収書を持ってこなかった」などなんだけど、
実は私は何度も
「では、次回、領収書を忘れずに。」とやさしく言うのだが、
それでもその次回になるとまた忘れる。
わざとか?

それでもやさしい私は怒らずに、
こうして、わざ&わざ、ここへ払いに来るのであ〜る。
怒らない、とゆー怒り方もあるのであ〜る。
オフィスの侵入者。

Girls' faces formed the forward path
もう、俺のかわいこちゃんたちは、
From phony jealousy
権力の嫉妬に泣かされることもなく、
To memorizing politics
ちゃぁ〜んと人類の歴史を踏まえた科学的な政治理論の構築によって、
Of ancient history
自分の脳味噌で考える道を歩みだした。
Flung down by corpse evangelists
そりゃぁー確かに長いこと、
Unthought of, though, somehow
死体愛好者のよーなやつらから、「前例が無いから、できません。」と、何度もせっかくのアイディアが たたきつぶされてきたけれど、
Ah, but I was so much older then
悪いな、俺はもう、どうやら、超ものわかりが悪くなっちまったようだ。
I'm younger than that now
あのころよりも、今の俺のほうが、ぐっと若いんだぜ。

政策の「品位」。 2Pm
岩見沢市にある「空知総合振興局」にて、
農林水産省が主催する『米トレーサビリティ制度』説明会。

そも&そも、「空知支庁」とゆーネーミングが、
いつの間にか(?)「空知総合振興局」に変わったのも、謎。
このネーミングでは、仕事の内容がイメージしずらくなった。
とゆーか、「支庁」は言いやすいが、「総合振興局」は言いにくい。
いまだに言えない&おぼえていない道民のほうが多い。

同様に「トレーサビリティ」も、もはや早口言葉。
主催者の挨拶でさえ、数回、言ったが、全部まちがって言ってた。
行政のネーミング・センスは、どーにかしてほしいもの。
名付け、ってそれだけでメッセージだし、思想だから、ね♪

また、この新制度を作るにあたって、これを支えるための法律が複数作られている。
法律が法律をサポートする、ってーのも、必要かもしれないが、これどうよ?

たとえば、この新制度のために「だんご」とは何か?が
法律で「小さく丸めたもの」と定められた。
てなわけで、同じ素材の『きびだんご』とゆー商品でも、
板状に四角いのは法的に「だんご」ではなく、丸められたのが「だんご」となった。
・・・・・・がくっ。
この新制度自体は、消費者を守るためにも理念はすばらしーんだけどね。
法という名の現場への侵入者。

A self-ordained professor's tongue
ナショナリズムは国民の凝集力を高めるために、想像上のナラティブ(物語)を装う。
Too serious to fool
からかうには、マジメすぎるんだよね〜。
Spouted out that liberty
「自由主義が社会主義を打ち破る!」と、ぶちかましてるけれど〜、
Is just equality in school
そいつぁ、誰かさんが書いたテキストだろ?
"Equality," I spoke the word
ならば俺はこう言おう。・・・「公平」。
As if a wedding vow
結婚の誓いのように言おう。(つまり、いーかげん・笑。)
Ah, but I was so much older then
嗚呼、でも俺はだんだん若返っていく。
I'm younger than that now
どうしてかつての仲間は、あんなに老け込んじまったんだい?

暗闇からサイレンを点灯する人々への憐れみを。 5:00Pm6:46Pm
やっぱ、映画館で観たい♪『アジャストメント』
原題;『The Adjustment Bureau』
原作;フィリップ・K・ディック
監督&脚本&制作;ジョージ・ノルフィ
出演;マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ

赤い目は、森に置き忘れてはいない。久保の眼
アメリカ人が好きなレトロ・フューチャー系。つま り、つっこみど ころ満載なのは、むしろ戦略としてのキャッチー(=商売上手♪)っーこと。そもそも、これまで『オーシャンズ12』や『ボーン・アルティメイタム』の脚本 家が満を持しての 監督デビュー作&お世話になってきたマット・デイモン付きなんだから、こりゃぁー21世紀の世襲議員だぁ。
てな主人公は運命の恋人に出会ってしまった議員。 「運命の恋人」 なのに、運命を決める神(?)から引き裂かれ、その闘いを映画にした、ってワケ。なら、運命って何なの?ってつっこみは、とーぜん成立する。そこを無視す るハリウッドご都合主義がまた、面白い(笑)。
つ まり、この映画は今までのハリウッドご都合主義映画のプチ・リメイク映画にしかすぎない。この手を量産し、かつ収益を得ることは可能だろう。ただ、それが 表現の地獄をどこまで踏み越えるか、 だ。でもさ、それに興味の無い方々が、映画の制作をしようとするのなら、はい★どーぞ、御勝手に。ただし、エンド・ユーザーはすでに情報を握っている ぞ、ってコト。
で、しつこくもう一度言わせてもらえば、この映画の本質は、「「運命の恋人」なのに、運命を決める神(?)から引き裂かれ」る、ってこと が起こる磁場の意味。これって、すげー思想課題だと思う。しかし、そう思わせないのが、手慣れた脚本家の監督デビュー作+おなじみ俳優マット・デイモンの 方程式なのだろう。それを、もったいねー・と感じるか、その麻痺こそがエンターティメントの極楽だ・と感じるか。ここが映画をたく地獄(がくっ。)への分 かれ道。

In a soldier's stance, I aimed my hand
まるで覆面パトカーのように俺はいやらしく狙っているけど、俺の武器は素手。
At the mongrel dogs who teach
そんな俺が標的にできるのは野良犬ぐらいなんだけど、ところが、その野良犬が俺にとっての最高の教師だってゆー笑えるパラドックス!
Fearing not that I'd become my enemy
ね、覆面パトカーのみんな、悲しいよね。こそこそやることの悲しさを教えてくれるのが、我が愛すべき敵!だなんて。
In the instant that I preach
交通機動隊に指導をいただき、後部座席で反省する私の席こそが、キリストを背にする神父の席であるとゆー「権力」の悲劇。
My pathway led by confusion boats
人民ひとりひとりは、言わば、岩場のボートたち。ぐるぐるぐるぐる、行方不明。船長は、脳無し。
Mutiny from stern to bow
「見る者」が、「見られる者」に逆転する恐怖の一瞬。
Ah, but I was so much older then
俺は、まるくなったのか。それとも、したたかになったのか。
I'm younger than that now
たぶん、上手になったのだろう(笑)。お楽しみは、これから。

8:30Pm10:51Pm
ユナイテッド・シネマ札幌
レイト・ショー割引 \1200
やっぱ、映画館で観たい♪『マイ・バック・ペー ジ』
原作;川本三郎『マイ・バック・ページ ある60年代の物語』(平凡社刊)
監督;山下敦弘
脚本;向井康介
出演;妻夫木聡、松山ケンイチ、忽那汐里、石橋杏奈、あがた森魚

赤い目は、森に置き忘れてはいない。久保の眼
私はPANTAの曲「夜と霧の中で」が、すげー好き なんだけど、
この曲は・・・たぶん、ボブ・ディランの「マイ・バック・ページ」の替え歌だ。
若くてバカだった頃の私なら、「替え歌」(=「盗作」?)とゆーだけで、がっかりしただろう。しかし、今の私は年寄りだ。若さが持ってる「あとが無い」 と、年寄りが感じる「あとが無い」は、どちらが切実かは自明だ。もちろん、私は若さの可能性と愚かさを否定しない。むしろ、今でもあこがれている。だから 透明な涙を流しながら私は繰り返すのだ。集中力、緊張感、切実。それが若さなら私は、ずっとそうだったし、むしろ年老いた今のほうが環境はそろってる ぜ、って。
この映画のポイントは、原作者が私よりずっと年上 で、映画監督が私よりずっと若い、ってこと。で、今回は監督の勝利だ。この勝利に原作者も喜んでいる幸福。
そ の幸福のポイントは、「革命」と「殺人」の仕訳だ。この仕訳に原作者(と、同時代者たち)が目をつぶってきた40年間、無駄な闘いが長すぎた。長い無駄な 闘いは、後から来るものたちの不幸だ。私よりずっと年上の原作者は、この仕訳ができないままに作家になり、私よりずっと若い映画監督は仕訳をした。
私が原作者=川本三郎を知ったのは、村上春樹との共著『映画をめぐる冒険』(1985年)の少し前だったと思う。この映画が、村上春樹の 原作の映画やっぱ、映画館で観たい♪『ノルウェイの森』と同時に作られた偶然に私はまた、映画の魔法に気付き、自分の歩みの遅さを反省し、また歩き出す。
原作や映画を読んだり&観たりした人にはマヌケな蛇 足だけど、この映画は川本三郎の自伝。東大を出て、朝日新聞の記者になったロマンチストが堕ちた罠。そして主人公は路地裏の映画評論家になり、それが映 画になった。川本の『マイ・バック・ページ』が出版されたのが1988年で、その直後に書かれたエッセイをまとめた1992年の『東京残影』を読むと川本 の能天気ぶりが痛々しい。それでも私はその中途半端なイノセントぶりを愛するし、それを超えた私よりずっと若い映画監督にこそ、川本が抱いた幻想の実像を 感 じる。もし、川本があの時出逢っていたのがアイツじゃなくて、この監督だったとしたら。・・・嗚呼、これもまた、ひとつの孤独論なのだ。
そして、2012年。ボブ・ディランはいまだに現役 ぶりを発揮し、何十回目かの名盤最後のカウンターで、保夫ちゃん♪ 『テンペスト』 を発表し、この中の曲が「盗作」騒ぎになった。ディランの弁明は「フォークやジャズで引用は当たり前のこと。俺にも俺のルールがある。 お前らが 俺が盗作 したってゆーヘン リー・ティムロッド(19世紀の詩人)に関していえば、近ごろ誰が彼の名前を聞いたかね? 誰が彼を読んだっていうんだ? 誰か彼を紹介しようとした か?なら、こうして”盗作”した俺が”盗作”騒ぎでもうけている誰よりも、ヘン リー・ティムロッドの役に立っている、ってわけだ。表現者の同士の世界とは、こーゆーもんだぜ」。盗作ではなく、物知り、であり、沼田町議員に物知りは多 い。みんなが年老いちまう中、ボブ・ディランはどんどん若くなってゆく。
田口俊昭さん、こんばんわ。

Yes, my guard stood hard when abstract threats
賢明な諸君は、もうお見通しだろう。そんなワケで、ここんとこの俺は敵が見えないくせに必要以上にガードを堅くしたように見えた、だろ(笑)?
Too noble to neglect
でもさぁー、でたらめすぎるからこそ、俺はすげーんだろ(笑)?
Deceived me into thinking
俺の脳味噌をダマせるのは、俺の脳味噌だけだぜ。
I had something to protect
自分のホームページ『共犯新聞』に自分で怪文書を公表しちゃう俺だけど、アレだけは守ってる。
Good and bad, I define these terms
何が良くて、何がダメか?それを決めるのは世間じゃないぜ。
Quite clear, no doubt, somehow
俺が、ぜんぶ、見せて、あ・げ・る。
Ah, but I was so much older then
あは♪そんなワケでさ、そのお楽しみってのは、まだ読み終えていない俺の人生という書物。
I'm younger than that now
お楽しみは、これからだぜ。

いちど宇宙へ行ってから、また戻ってきたUFO。 7:50Pm
映画の暗闇から出たら、
中古レコードのバーゲン。
ラウンド・アバウト・ミッドナイトも、
マーラーの5番も、
マイ・バック・ペイジズも、
ひと夏の経験も、
すべて、
ラーメンの海へ、ダイヴィング。
フラッシュ・ゴードンの下着。 垂直に逢いに行きたい。


text by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (2012年10月26日 金曜日 1:10Am)





♪動く音。One day at a time is good for Mr.あばらやで、あばら骨折った俺?外笑 too
>先日 知り合いのヨーコが殺人して

■ユーコではないのなら、私の知らない女(?)か。
まるで偶然のように私も君と同様、まだ殺人の経験は無いが、
年間4〜60本のやっぱ、映画館で観たい♪映 画を観ていると、スクリーンの中だけで40〜600人の殺人シーンを観ていることになる。
また私たちの祖父の時代は、男にとって殺人は必須の戦争アイテムであったわけだ。
それでも(祖父の戦争体験世代を除けば)私の知り合いの中に殺人者がいると聞いたことがない。
先日観た映画♪クリックして、見よっ!My Back Pagesに は、「殺す」ことが「行動(=革命)」だと考える愚かな若者たちが描かれていたが、
その正否を問わなければ、法やモラルから解放された境地で考察しても、確かに殺人とは大きな飛翔ではある。
では、殺人が日常化した世界においても、それは飛翔となりうるか?・・・ならないのである。
「殺人が日常化した世界」とは、たとえば戦場である。
君の「知り合いのヨーコ」がいる病院も、擬似的な「殺人が日常化した世界」=戦場かもしれない。
それらの戦場で問われるのは、個人のアイデンティティとしての狂気が 生き延びることは可能か?と、ゆーことだと私は思う。
しつこく説明しておくが、ここで私が言う「個人のアイデンティティとしての狂気」とは、
気の狂った戦場における気の狂った殺人マシーンとしての狂気の兵士でもなければ、
「法」的に狂人と認定された精神病院の患者の症状のことでは、ない。
前回の私が書き込んだ「他人の脳味噌では考えない」=「自分の脳味噌で考え」ることだ。
それが戦場や、精神病院でできるのならば、それこそが飛ばずにできる飛翔だ。
■小説家の高橋源一郎が4度目の結婚をしたテレビ・コメンテーター(?)室井佑月との愛の日々を綴った(?)地獄の(がくっ。)エッセイ『私生活』には、
1960年ごろに日本で人気のあったアメリカの戦場ドラマ『コンバット』についての考察が書かれている。
こんな感じだ。

ぼくはいまになって気づくのだが、不思議なことに『コンバット』にはアメリカ愛国主義の主張も なく、
「自由主義が全体主義を打ち破る」のだという押しつけがましい主張もない。
と同時に「戦争は悲惨だ」という慨嘆もない。
そこにあるのは、戦場に送り込まれた人間の「品位」とでもいうしかないも のだ。
サンダースは、戦争が好きではないが、また、だからといって戦争を憎む言葉を吐くわけでもな い。
兵士だから銃を握り、兵士だから敵兵を殺す。
安全な場所で文句をつける人間は憎むが、それ以上追求したりはしない。
もちろん聖人君子ではなく、どこかに「卑しい」部分を残し、 またそのことを十分に自覚している。
そして無駄口をいわず、生き残るよう努力しながら、ただひたすら前へ前へと進んでゆくだけなの である。
一言でいうなら、
戦場に送り込まれた庶民が、どうやって狂気に陥らずにいつづけるのか をリアリズムで描いた作品なのだった。