あのブールで。その山の上で。I'll follow you wherever you may go!
top page⇒うぇ〜ん!『共犯新聞』♪Too Old To Rock And Roll , Too Young To DieROCK★ロック パラパラ・・・偏愛書物★Book Oh ! うめぇ〜♪肉体の共犯としての食犯。好物★Gourmet やっぱ、映画館で観たい♪映画★Movie Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!美術★Art
moto_kubo@hotmail.com

2010年9月14日 火曜日 午後3時14分あとね、フランク・ザッパ。気温26.2℃←■それでも、クロード・シャブロル80歳、山元清多71歳、大後友市79歳、永戸多喜雄89歳、武井昭夫83歳が並ぶ死亡記事は、見ものだった。
2010年9月14日 火曜日 午前10時23分あとね、フランク・ザッパ。気温19.2℃←■別に今さらマスコミに期待はしていないけど、どの新聞もクロード・シャブロルの死亡記事、小さすぎねぇか?
2010年9月14日 火曜日 午前9時16分あとね、フランク・ザッパ。気温17.0℃←■沢木耕太郎が朝日新聞に長期連載している映画評、ずいぶん楽しんで読んできたけど、最近、質が落ちているなぁ。
2010年9月13日 月曜日 午前10時54分あとね、フランク・ザッパ。気温23.0℃←■沼田町商工会『50周年記念誌』のインタビューを色んな人にするほどに、一番、聞きたい人は、細川喜遥美初代局長なんだけど。
2010年9月11日 土曜日 午前2時37分あとね、フランク・ザッパ。気温15.6℃←■しかし、せっかく映画を観る時間ができたのに、『BECK』、『東京島』、『特攻野郎Aチーム』からの究極の(?)選択だなんて!
2010年9月
映画
たびたび
他にも何か書くことあった気がするのだけれど忘れてしまったからもう出す。
脳内共犯
としての
映画館

脳味噌共犯 movie days (and movie nights !!) 暗闇の私。≒ 私の暗闇。


Don't Look Back うぇ〜ん!Me in Anger

2010年9月10日(金)
10Am

毎月10日は、消防団の『火防ディー』。
3つある部隊が交互に出動し、今月が私の担当。

まずは消防自動車に乗って、町内をパトロール。
稲刈り直前の田園風景は、黄金色に染まり美しい。
しかし、
イモチ病の被害で変色している田んぼや、
稲がべたーーっと倒れてしまっている田んぼも、散見。
それらを加味すると、今年の生産高は予想の「106」まではいかないだろう。

パトロール後は、
新しく購入した大型水槽車の整備品の使用方法を学ぶ。
あまりにも巨大な大型水槽車なので、
せまい路地や、あぜ道などには入っていけないだろうな。
もっとも、市街地の初期消火には大活躍することだろう。
なんせ、火事は最初の数分が重要だから。

すべてが終わったら、
みんなで最近食べた美味いもの!ゴクリ!やえがし食堂で昼食♪
私は、ラーメン&おにぎり♪
サラミをくれた人。
犬をあげたひと。
4:30Pm

午後から一通りの仕事をすませて、
コメの商談会に出席するために札幌へ行こうと愛車マークXに乗ろうとしたら、
沼田町商工会の事務局員が、明日のインタビュー時間の変更に来社した。

沼田町商工会は1960年に法制化されて、今年で50周年。
それを記念して記念誌を作ることになり、「久保が作れ。」ってことになった。
過去に同じ商工会の青年部の記念誌を、斬新に作った私だけど、
基本的には同じ作業なので担当を引き受けるときには食指が向かなかった。
けれど、やるからには、ほんの少しでも新しいことをせねば。

私の尊敬する某自営業者が、
「すべての仕事は、新しい。
もっと言えば、新しくないのは、仕事ではない。」
と、繰り返し言ってたので、
それを座右の銘に、今回の記念誌の作成にも取り組んでいるのだが。

で、もちろん、こーゆー作業は、時間をかけようとすれば、キリが無い。
かと言って、かけた時間に比例して、良い記念誌ができあがるわけではない。

私が世の中の既成のすべての『記念誌』にいつも懐疑を感じる中心は、
いわゆる「お祝いのことば」的な、その団体にかかわる人たちによる寄稿文。
ここで繰り返されてきたパターン化された文章は、パターン化されることにより、
その団体がかろうじて築いている「社会」の正当性を
後追いで正当化することに主な目的が置かれているために、
既成のパターンから逸脱することが許されない。
であるから、多くのスピーチのように、共同幻想内での言説の確認作業となる。
しかし、すべての団体は、「仕事」のための団体である。
仕事をする団体の記念誌が、新しいことを恐れるのであれば、
その団体に未来は無い。

私としては記念誌作りに大きな労力をかけるつもりはないが、時間をかけずに、
「お祝いの言葉」を超えた魅力的な言説を集めるためのフィールド・ワークとして、
私が寄稿文を頼むべき先人たちへインタビューをして回ることにしたのだ。
この時、沼田町商工会の事務局員が来社したのは、
翌日のインタビューの時間の変更を告げに来たのだ。

6:30Pm

高速道路の(無料化の・がくっ。)おかげで、
札幌市での♪おにぎり、むしゃ&むしゃ。北海道米、食ってるかー?コメの商談会に間に合った。

集まってきたコメ業界の社長たちとは、
ドクター!注射して!3日前の同業者の通夜で逢ったばかり。
どんなに重苦しい情況でも、商売は続くわけで。

ましてや、今は稲刈り直前!
我らコメ業界にとっては、
一番、デリケートな数日間なのだ。

この日もすでに新米の売買が行われた。
予想通り、今年のコメは、安い。

商談会が終わってから私に、
「久保社長、私は昨日、2千俵、買って、
今日、その2千俵を売ったよ。」
と教えてくれる某コメ屋。
すげえ。もう早?
しかし、その言葉が教えてくれるのは、
買ったらスグ売らねばならない、
まるで
ババ抜きのような相場がしばらく続く、
という現実だった。
商人は、いつも旅人。

9:30Pm0:04Am
ユナイテッド・シネマ札幌
「毎週金曜日・会員」割引き、\1000♪
やっぱ、映画館で観たい♪『BECK』
原作;ハロルド作石のマンガ『BECK』
監督;堤幸彦
脚本;大石哲也
照明;久利元宏
出演;水嶋ヒロ、佐藤健、向井理、桐谷健太、中村蒼、忽那汐里、カンニング竹山、倉内沙莉、水上剣星、
フロイド・リー、サンキ・リー、松下由樹、竹中直人、中村獅童、桂南光、有吉弘行、品川祐、蝶野正洋、もたいまさこ
堤幸彦論序説

赤い目が山から追い出されるまで。久保の眼
堤幸彦(つつみ・ゆきひこ、1955年11月3日、愛知県生まれ)は、テレ
ビ・ディレクターとしてバラエティ番組などでキャリアをスタートし、1995年
のテレビ・ドラマ『金田一少年の事件簿』の大ヒットにより、現在の映画
監督への筋道を決定させた。私が彼の作品を映画館で初めて観たのは
2001年の『溺れる魚』で、エキセントリックで熱量全開な小説家、戸梶圭
太の原作であるというのも、今にすれば堤らしい選択だった。さらに私は
翌年の『トリック劇場版』も映画館で観ており、こちらは安心して観ていら
れる日本映画、とゆー印象だった。また、『溺れる魚』では椎名桔平の、
『トリック』では阿部寛の、それぞれの過剰な演技が印象的であり、それ
が堤演出の特徴なのだろう。しかし、それは実はテレビのバラエティ番
組で鍛えられた過剰なサービス精神、もしくは過剰な視聴率恐怖症の裏
返しであったのではないか、と私は今になって思う。それがもっともソフ
ィストケイテッドされて結晶化されたのが2007年のやっぱ、映画館で観たい♪『自虐の詩』であ
ったのではないだろうか。
そして今や堤の代表作は、2008年から2009年にかけて3部作として
発表された大作やっぱ、映画館で観たい♪『20世紀少年』だ。思えば、堤は出世作『金田一
少年の事件簿』から、この最新作『BECK』まで、原作をマンガに求めて
きたことが多い。戸梶圭太は小説だが、マンガ的と形容してもいいだろ
う。日本においてマンガは世界に誇れるコンテンツの宝庫だから、この
選択は極めて正しく、かつ現代的だ。この選択は、1970年代に始まる日
本映画の質と興行の暗黒期(がくっ。)の恥ずべき編集センスの凋落ぶ
りをカバーするための作戦として有効だった。商業誌に描かれたマンガ
は、担当編集者という優秀なマーケット管理者により、バランスのとれた
内容と無駄の無い編集の構築を成功させた。日本映画の暗黒期と、日
本マンガの興隆期が同時期なのは、優秀な表現者が映画業界からマン
ガ業界へ流れた、と想像することも可能だと思う。
おれはギターを鏡になげこんだ。
明日は、村越さん。
それでも私は想う。堤の作品は、はたして映画なのか?たしかに私が
長年、日本映画に抱いていた不満である編集の問題は彼によってクリア
された。画像処理も、CG技術の爆発的な進歩により解決に向かっている。
なによりも、撮影現場がフィルムからデジタルに変ったことにより、経費の
歩留まりが格段と良くなり、撮り直しへの負担が減ったことによる演出の
クオリティの担保も固まった。しかし、それらは映画を作る上では世界基
準として当然のことなのだ。つまり、日本映画は堤の仕事により、ようやく
出発点にまで戻ることができた、だけなのだ。もちろん、その堤の功績は
大きいのだが。
では、私はその出発点の上に何が構築されることを期待しているのだろ
うか。それこそが、「得体の知れないもの」、だ。かつてマンガは可能性に
あふれていたのだが、「優秀な」編集者のチェックにより、どこまでも分かり
やすいものになってしまったことと情況は似ている。かつて後発の少年マン
ガ雑誌であった『少年ジャンプ』が、「友情、努力、勝利」の3つのキーワード
を繰り返すことにより、新人マンガ家をまるで担当の編集者が洗脳(=教育
?)して獲得した信じられない発行部数があった。私に言わせれば、それ
も出発点に過ぎないのだ。かつて手塚治虫や、水木しげる、つげ義春らが
闘ったのは、彼らが抱えていた「得体の知れないもの」を表現するという地
獄だったはずではないのか。表現とは、「友情、努力、勝利」の方程式から
単純に出てくる答えなんかじゃないのだ。
そう、堤は方程式が得意な監督だ。テレビでお馴染みの俳優やゲーノー
人を『BECK』に脇役として登場させるのも、そんな堤の方程式からだろう。
たとえば、松下由樹、竹中直人、中村獅童、桂南光、有吉弘行、品川祐、
蝶野正洋、もたいまさこ、だ。カンニング竹山は、ぎりぎりキャラが役に合っ
ていたから許されようが、他の顔見せ出演は私には不愉快だ。若松孝二
監督は、民主党の閣僚に「イケメンをそろえれば客が入ると思っている映
画界と同じ」と悪態をついていたが、『BECK』はまさにそんな映画だからこ
そ、そこに溺れないで欲しかったのだ。
かつて大昔、私がバンドをやっていた時、ベーシストが「おれたちのバン
ドは、まるで八犬伝のようにメンバーが奇跡で集まった。」と言っていた。『B
ECK』のテーマの本質は、そこではないだろうか。それを、受け手がより分
かりやすいだろうと、「友情、努力、勝利」の方程式にむりくり閉じ込めてしま
うのが、堤の今のやり方だ。そこから飛び立つことが、堤が「映画」監督に
なる日だと思う。


2Am

帰宅。

text by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (2010年9月12日 日曜日 3:32Pm)