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『共犯新聞』
★
ROCK★ロック
偏愛書物★Book
好物★Gourmet
映画★Movie
美術★Art
moto_kubo@hotmail.com
フォークと
ロックの
共犯
ブリッジ
高石ともや
高田渡
友部さん芦別DYLAN訪問記念(?)「乾杯」特集(?)
友部正人2008 ファンキーってなんだい。
友部正人2009
AUMI ライブ・イン・留萌 2009
加藤和彦 ★ 1947年3月21日〜2009年10月16日、享年62歳
blues.the-butcher-590213 + ムッシュかまやつ 2009
I see my light come shining
From the west unto the east.
Any day now, any day now,
Around the World in
2 Days
in my brain !
南米、パリ、スイス、そして遠洋漁業のマグロ船にゆられて、スウェーデン経由で、札幌のラーメン屋へ。
たった2日間で世界一周する方法。
text by
久保AB-ST元宏 (2009年5月2日 3:53Pm)
▲
3Pmまで米の配達してから札幌へ♪
2009年4月28日 火曜日
トロ
ライブ in 黒豆
黒豆 札幌市東区北20条東7丁目
トロ;
岡田浩安
(1969年6月23日生まれ。サンポーニャ、ギター他)
吉田ユウ子(Vo、ギター、ケーナ他)
ゲスト;有本紀(ピアノ)
・開場 6:30Pm 開演 7:30Pm
・チャージ \2000
久保の眼
■
クラッシック音楽を「つまんない。」とか、「たいくつだ。」とか言う人は多いし、
かわいそうなクラッシック音楽はそんなジャンルの象徴にさえなっていたりする。
ならば、それを「つまんない。」とか、「たいくつだ。」とか言う人が「おもしろい」
音楽は何なのか、と聞くと、J−POPだったりする。で、乾いた笑いを脱力気味
に吐き出して、この話題は終わる場合が多いのだが、ロックの前でこの議論は
どこまで行くのか、と私は考え込んでしまう。
■
もちろん私はクラッシック音楽も大好きだ。そして同時にロックの愚かさや、
幼稚さ、くだらなさも知り尽くしている。しかし、それでも最後には私はロックを
選ぶだろう。その理由を考え込んでしまうのだ。
■
トロは、アンデスのフォルクローレを中心に演奏するユニットだ。私は過去に
この手のライブを数十回観てきた。しかし、正直、「おみごと。」と思ったことは
あるし、文化人類学的興味を強く持ったこともあったが、音楽として心を動かさ
れたことは無かった。今回のライブも実は私は、ノー・インフォメーションで、まっ
たく期待も無しに足を伸ばした。それが、ライブの冒頭に岡田がかすれたケー
ナの音を長く引きづって吐き出した時から、もうやられてしまった。そしてまたし
ても私は、その理由を考え込んでしまった。
■
たとえば、同じクラッシック音楽でもモーツアルトよりも、マーラーのほうが現
代人には伝わりやすいし、ホロヴィッツよりもグレン・グールドのほうが感情移入
しやすいと思う。それは、マーラーやグールドが「傷物」だからだ。と、仮定すれ
ば私にはいくつかのことが見えてくる。では、「傷物」とは何か?音楽、芸術に
とって「傷物」とは何であり、どのような効果を与えてくれるのか?
■
ミーハーな言い方をすれば、
「傷物」とは「リアル」ということで
あろう。
■
我々、現代人にとってはモー
ツアルトが抱えていたものよりも
マーラーが抱えていたものの方
が、切実なのである。それは演
奏者としてのグールドの切実さも
しかり、である。もちろん、モーツ
アルトの時代には、バッハやヘ
ンデルよりも、モーツアルトは同
時代人により切実さをアピール
させて、熱烈に受け入れられた
ことだろう。それは間違いない。
つまり、クラッシック音楽はクラッ
シックではなく、常に現代音楽
として私たちの前で距離を測っ
ているのだ。
■
演奏者としてのトロの岡田浩安の
才能は、このジャンルにうとい私でも
すぐに分かった。微生物級の細部ま
でをコントロール下のおける彼の演
奏の密度には圧倒される。特に、終
わりを知らないかのような永遠に続
けられそうな緊張感の持続は、他の
ジャンルの演奏家でも類例が少ない
だろう。
■
ともすれば、「ほのぼの」音楽とし
て処理されがちな南米民族音楽だ
が、岡田の本領が楽しめるのは長
尺のインプロビゼーションであると私
は感じた。
■
つまり私は南米音楽に感動した
のではなくて、岡田浩安に感動し
たのだ。そして、岡田は自身の表
現力が最も発揮されるジャンルとし
て、南米音楽を選択したのだ。
■
その理由は、MCなどで少しづ
つ語られた、南米文化への深い愛
などから想像できる。ただし、私が
まずやらねばならないのは、彼の
演奏だけを聴いてその理由を探し
出す(=考え出す)ことだ。
■
最近の私の脳味噌から消えない
のは、スペイン人がテレビで語って
いた「フラメンコこそが、世界で最も
優れた音楽だ。」という言葉だ。確
かに彼も歌っていた情熱のグルー
ヴは狂気のようだし、曲の始まりも
終わりも分からないような曲の構成
の自由さや、ダンスを誘発する無限
のエロスには、反論どころか、大き
く同意させられてしまう説得力があ
る。
■
だから私は愚かにも、思うのだ。岡田はなぜ、フラメンコではなく、
南米音楽を選んだのか?と。岡田ほどの技術があればジャンルの
選択権は彼のほうにあるからこそ、この私の愚かな問いも少しは有効
的だと了承していただきたい。
■
私なりの答えは、「持続する哀切」。それを表現するのに、岡田の
笛は最適ではないだろうか。より笛にそって言い加えれば、「かすれ
ながら持続する風の哀切」。それが、岡田の南米音楽だと私はライブ
を聴きながら感じた。その表現を全て自分のものにした時、南米音楽
はスピードも豊かなリズムも、明るい音階すらも、隠し持っていた秘密
のための味方になってくれるのだ。
■
そして、またしても私は、
ロックの前ではこの議論は
どこまで行くのか、と再び
考え込んでしまうのだ。
2009年4月29日 水曜日 昭和天皇誕生日
11:40Am〜2Pm
シアター・キノ
早朝割引き \1200
『PARIS パリ』
原題;『Paris』
監督;セドリック・クラピッシュ
(『猫が行方不明』)
出演;ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス、
ファブリス・ルキーニ、アルベール・デュポンテル
久保の眼
■
『愛』って題の映画って、あったかな?おそらく
無いと思う。つまり、全ての映画は愛が描かれて
いるから、『愛』と名づけてしまうのは、映画の題
を『映画』と名づけてしまうよーなものだから。
■
だから『パリ』って題を知ったとき、すげー不安
になっちゃった。だって、ほとんどの映画はパリを
描いたものなんだから。・・・え?違う?いや、そう
なんだよ。それだけ、パリって映画にとって特権
的な街なんだ。たとえ『おくりびと』や『釣りバカ
日誌』でも、映画監督の中にはパリがあるのだ。
■
沼田町生まれのフランス人である私(がくっ。)
にとっては、題の大胆さに不安を感じたわけだ。
で、エッフェル塔を遠くに望むパリの遠景、その
空の下でオムニバスのように重なり合う生活者の
喜怒哀楽。・・・なんじゃ、その手法はもうすでに
手垢がついたよくある「パリ観光映画」じゃんか。
私は好きだけど(笑)。が、この映画は『パリ』と
自ら名乗っているわけだから、そこんとこの覚悟
を見せてほしい!ハードルを上げたのは監督自
身なんだから。と、必要以上に懐疑的な私。
■
で、映画は後半になるにつれて、ちょっぴり長
い印象を観客に与え始める。おお、これかっ。短
編オムニバスが似合う街=パリを、過剰な上映時
間にすることにより、過剰な「意味」に満ちた街を
抱きしめることに成功する。昨今の映画が着地点
の見事さを競い合っているのとは、間逆のスタン
スだ。パリはもう若い街ではないかもしれない。し
かし、この老いた巨象を誰もが触りたがるのだ。
2:10Pm〜3:40Pm
シアター・キノ
アンコール \1200
『マルタのやさしい刺繍』
原題;『Die Herbstzeitlosen』
監督;ベティナ・オベルリ
(『ひとすじの温もり』)
出演;シュテファニー・グラーザ、
ハイティ・マリア・グリョスナー
久保の眼
■
私は今までスイスの映画って観たこ
とあったかな?スイスだって複雑にこん
がらがっていることぐらいは私も少しは
知ってはいるが、この作品はスイスの
特殊性とゆーよりは、世界共通の普遍
的なテーマを扱っている。主人公が、
老婆だから「老い」がそれのように見え
るが、本質的なテーマはやはり「近代
の超克」だ。つまり、石牟礼道子風に
言えば「近代とは何だったのか」となる
のだが。石牟礼が水俣病を思想として
考察する中でストイックな品位を身を
持って追求したのに対し、この映画は
まちがったストイックさを射程することに
より、「豊かさとは欲望のこと」と下品に
断言する直前で、それら全ての議論を
「文化」の問題にすくい上げてゆく。か
つての表現は、それを若者の反抗とし
て描き、近代を乗り超えさせたのだが
この映画の成功の最大の理由は、そ
れを老婆たちに担わせたこと。そこで
日本人が思い出さねばならないのは、
昭和初期までの自由な文化が、戦争
の時代をはさんで全て無かったかのよ
うにされ、現在でも「良き日本の伝統」
と語るときに巧みなゴマカシが刷り込ま
れている、とゆーこと。老婆映画として
は、『八月の鯨』と並ぶ名作となった。
『本田征爾 展 -幻灯宇宙-』
GALLERY 門馬 ANNEX
▲
今回の私のお気に入りは、これ。
本田画伯の今までの海洋生物シリーズ(?)には
中途半端な衒学趣味への迎合が感じられたが、
ここには、そこから自由になれた、
単なる得体の知れなさがある。
この方向の肥大化を期待したい。
これ、5万円。買う?
今日の一句
秋の夜(よ)の
軽蔑の距離
ホームラン
(久保元宏 2001年9月)
歴史
から飛び出せ!
★
たとえば→
3月23日
の歴史
★
Happy birthday to Mr. Seiji Honda !
Happy birthday to Mr. Arte Tanaka !
ヴェーセン
Japan tour 2009 札幌公演
Vasen Japan Tour 2009 in sapporo
同時開催
『スウェーデンの子供の絵本、
小さな展覧会』
久保の眼
■
「子供」はオトナ社会の中の
民族音楽であり、インディーズ。
その、やわらかくて、ひりひりして
いるものをそっと取り出すことが
できる人たちの仕事に目がうばわ
れるのは、アタリマエなんだろう
な。
ライブ会場のロビーでは、今年の秋に札幌で立て続けに来日する伝説バンドのビデオ紹介♪→
LAU(ラウー)
スコットランドのエジンバラで結成されたケルト音楽の人気バンド♪
2009年11月3日(祝) 札幌 ターミナルプラザことに PATOS \4000
マーティン・ヘイズ
&
デニス・カヒル
アイルランドの名匠マーティン・ヘイズによる、待望の来日♪
2009年11月19日(木) 札幌 ザ・ルーテルホール \4000
ふたつの札幌公演チケットを併せた共通チケットを7500円で20枚、限定発売(500円お得!!)♪
と、ロビーでは盛り上がっていたが、ヤミ米屋の私は繁忙期の秋。
こりゃ、行けないなぁー。
開演前のロビーには、ある意味、香聡庵セレブ(笑)ばっか。
▼
▲
「コマネチ!」をしているスピード狂のギタリスト、扇柳トールさんから、「ロケット姉妹の沼田町でのライブ、企画してくんない?」と、持ちかけられた。
おお。7月に、沼田町でやるか?
昨年、結成の彼らは非常に職人的なデリケートな軌道修正をしつつ、すごい勢いで進化している最中。
だから、7月に沼田町で観れる時には、かなりのライブが期待できるな♪うひょひょ。
出演: Vasen
オープニングアクト: マルカート (札幌)
会場: 生活支援型文化施設 コンカリーニョ
\4000
ダンス・ミュージックだった。
私が20歳前後なら、1曲目から踊っていたな。
低い位置から、すっと差し込まれるリズム。
これ、レッド・ツェッペリンだぞ。リフを繰り返すアコースティック・ギターが、リズムを重ねながら、グルーヴをうねらす。
ビオラは、まるでキース・ムーン。
スタジオ盤の彼らのCDにも、演奏中の激しい足音を入れるべきだな♪
真夜中に、久しぶりに五丈源でラーメン喰って、午前3時に沼田町に帰宅〜♪