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おじさんの修学旅行 ★ 写真帳

2010年1月18日 月曜日 午後2時13分たどりつけるのかな。上がる権利はあるのかな。気温-4.5℃←■大学入試センター試験の国語の問題に、岩井克人&中沢けいって、いーセンスしてんじゃんか。

なんでー。
耳と、指と、穴と。You Gave Me The Answer
大学入試センター試験の国語の問題に、
岩井克人&中沢けいって、いーセンスしてんじゃんか。
または「読書」としての
「大学入試センター試験」問題。

text and test by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (2010年1月20日 水曜日 3:32Am)

2010年のセンター試験の当日、北海道はたどりつけるのかな。上がる権利はあるのかな。大雪に見舞われ、交通機関の乱れなどから
試験時間を遅らせた会場もあったほどだった。

んで私。
センター試験の問題は毎年、新聞に掲載されるので、ほほ〜と思い、英語と世界史をち
ょっとやってみては、いつも頭が痛くなり、放り投げていた。
ところが、今年の国語の問題は、な、な、なんと、岩井克人だっ!

もちろん私が初めて読んだ岩井の本は、彼のほぼ処女作である1985年の『ヴェニスの商
人の資本論』だった。この一冊だけで、当時の私にとっての経済学者のスーパー・スター
は、それまでの佐和隆光から一瞬にして岩井に変った(笑)。佐和は1942年生まれで若
林博士やポール・マッカートニーと同じ年齢だから、1985年でもまだ43歳だったんだけ
ど、5歳年下の1947年生まれの岩井には戦後生まれとしてポスト・モダンが似合う新しさ
があった。しかも、岩井は1948年生まれをピークとする全共闘世代でありながら、1969年
に東京大学経済学部を卒業後、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学、イェー
ル大学で歴任し、全共闘世代が持っているどこか閉鎖的な思想環境から突き抜けた世
界との同時性を感じさせるタイプの学者であるのも、当時の私にはとても新鮮だった。

なにごとにもミーハーな私にとって、岩井の登場以前に熱心に読んでいた同時代の日本
の経済学者で若手の佐和より先行するベテランといえば、都留重人(1912年生まれ)と
宮崎勇(1923年生まれ)で、それぞれに国際派でありリベラリストでありながらリアル・タイ
ムの政治や経済にもコミットしてゆく姿勢が私には心地よかった。今、岩井はその役割を
引き継いでいるように私には思えるのだが、どうだろう。

ちなみに現代国語の出題は岩井のほかにもう1問あって、そちらは中沢けいの小説『楽隊のうさぎ』。
硬質な思想が書かれている岩井と、読みやすいが文章の密度が濃い中沢と、なか&なかの組み合わせである。
つまり、今年の国語の試験問題は、なかなかいいセンスをしてるんとちゃう?

さて、そんなワケだから、私も久しぶりに大学入試の問題なんぞをやってみた。
まずは長文を読んでもらいたい。

毎度、全然、それこそ真剣勝負の面白さがあったー。

フロイトから入る経済論文、なかなか、80年代してますなぁ〜(笑)。
ここにバタイユが出てこないのが、また微笑ましいんだけど。
かつて私は、『ヴェニスの商人の資本論』のパロディ(?)で、『わらしべ長者の資本論』ってのを考えたけど、それもいいアイディアだと自画自賛♪

もしかしたら通じないかも知れないし、通じなかったら大怪我。というところで勝負を挑み続ける意義って感じ(笑)

赤ペンやピンクのライン・マーカーは、私が問題を解きながら書き込んだやつ〜。
まず、第一問は漢字〜。
思い出したくはないのだが、
私の人生の挫折の始まりは、漢字からだった。
つまり、私の人生の挫折は小学校一年生から・・・。がくっ。
なんせ、「努力」することが苦手な私にとって、
漢字をおぼえることは人生最初の努力だったから。
それが高校時代の英単語の暗記「努力」の放棄につながり、
数学の公式や、化学の記号や、古文の変換やらも、放棄してしまったのだ。
そりゃ、勉強できなくなるわな!がっはっはー。

さて、ところがセンター試験はマーク・シートである。
なぁ〜るほど、今はこーして漢字が出題されるのね。へぇー。→
マーク・シートなら、なんとなくできるかも。

(ア) 3
(イ) 1
(ウ) 1
(エ) 2
(オ) 2

ほら、全部できた(笑)♪
とくに、(ウ)〜(オ)なんかは、漢字を知らなくても意味が同じだからねぇ〜。
わかりやすい〜。
見てみた。ほんとだー(笑)

そうしないと出てこないものを、待つことに賭けるチャンスを得たことに震えてる感じー。でも怖かったけど笑笑

そういえば、
私が東京に住んでいる時に
電車の中で新聞に赤ペンで線を引きながら読んでいたら、
後日、それを黙って遠くで見ていたやつから、
「久保くん、競馬やってんの?」
って聞かれた。
がくっ。
きっと、世界のあちこちに、そういう人がまだいるから、世界は持ってるんだよね。で、私はその人たちに出会いたいんだと思う(笑) ←いや〜、こーゆーの
チョー久しぶりに読みました〜。
なんるほどねー。
国語の問題って、
確かに、こーだったよねー。
って、感心してる場合じゃない。

・・・どれどれ・・・。
んん〜。
なんじゃ、これ。
岩井の文章なら
すんなり頭に入るんだけど、
なぜか、
こーゆー設問は
脳味噌が拒否しちゃう〜。

たぶん、岩井を読んでいるときの
私の脳味噌は「安心」している
んだろーな。
ところが、選択する文になると、
「疑い」ながら読まねばならない。
そこに
ストレスが生まれるんだよなー。

そんなことを発見しても
しょーがない。
学生時代にやったように、
文章内のキーポイントを
線でくるみながら読んでいこう。

ならば答えは、


おお。
大正解〜♪

男の人は、ひとりづつ違うタイプの人は、そういう場に出てこないということなのかも知れないけれど。 おお〜、
この問題も面白いね♪

ただ、
試験の問題は、
普遍的な「答え」
ではなく、
試験の「答え」に
たどりつかねば
ならない、
ってのが、
めんどーくさい。

もしも、
試験の答えとしては
間違っているけれど、
普遍的な真理としては
むしろ「答え」である
場合は、
どーなるんだろ?
もちろん、
「間違い」(笑)。

・・・そんなこと
考えていると
試験の時間内に
終わらないぞーっ!

で、
この問題も
目移りしちゃうけど、
だまされないぞ(笑)。
答えは、

だな。

正解っ!
私が、諦められないのは、そのことなんだろうな。

巨視的であろうとすることは、細部への感受性が上がること、みたいな感じのこと・・・切り口が増えるほど、とらえどころが消えてくようだけれど、でもその方が、何かが浮かび上がるとき、とても遠くまで行ったものが立ち上がるんだろうな・・・ 日常用語を
経済の専門用語に
忍び込ませる、
たとえば、
←こんなふーな
「錯覚」って言葉の
持ち出し方が
岩井の文体の魅力のひとつ
なんだけれど、
高校生には
そんな楽しみ方はまだ
難しいかもね〜。
過去問しかやらない受験生は
今年は苦労したと思うぞー。

で、私はこーゆー文ばっか
読んでいるから、
ふむふむ、と、
まずは、4と5にしぼる。
4も、いー感じだけど、
ふつーの文章として
すっきりくるのは、

だな。

これも、正解っ!

確かに4も正解っぽいけど、
「価値体系の差異を
積極的に媒介」って、
むりくり難しくしている
よーな悪文だぁ(笑)。
しかし、
こーゆー文章を作る
問題作成者、おもしれぇな。
いつか一緒に
呑みたいっす(笑)。

なるほどー。わかったー。
ここでは、→
1に
笑っちゃった
な(笑)。
明らかに
問題を
作りながら
遊んでるなー。
いいぞ、
いいぞ(笑)。

これも
目移りする
けれど、
明らかに
文章として
クリアなのは


はい、
正解〜♪

なんだ、
読みやすい
文章が
「正しい」
って
傾向だなー。
見てみたい(聞いてみたい、とは違うなやはり・・・)

(T)は
軽く、

だね。

(U)を
解くまで私は
「自己愛」って
テーマを
忘れていた(笑)。

なるほどね〜。
受験生は
ここまで来ると
だんだん
解読されるって
よりか、
キーワードが
飽和状態に
なって、
むしろ頭が
真っ白になる
かもねー。
緊張もするから
普段、
こーゆー文を
読んでいないと
読み込めない
かもね。

でも、私には
分かるよ(笑)。



正解〜♪

なんと、
私、
全問、正解!
現代国語だけなら
大学に入れる
かも〜。
えーとね、もっとちょっと、卑怯な感じ〜。給料とかは与えられて、税金の支払い義務もあって、待遇は公平みたいに見せかけて、でも、発言権がなく、 自由に買い物も実は出来ない存在にさせられる。みたいなこと。奴隷、とも云えるかも知れないけれど、私の考える意味での「差別」に一番近いかな?? 私も精進しよう・・・・

来年は、柄谷行人の出題を希望〜♪

試験を解きながら、ってのも、たまには面白い読書なんでした〜。
ただ、問題を作ったやつの脳味噌を通過しての読書だけど。
そう考えれば、「問題を解く」ってのは、
問題の作者との文学議論みたいなもんか。
おもしろい〜。またやろー(笑)♪

100万トンのハンマー ジャン=ルネ・ユグナン
Jean Rene Huguenin
(1936-1962)

共犯の海辺。