カフェ田中千博の世界 |
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愛し合ってな
んかいない。 2010年5月10日 月曜日 9Pm ドラッグ・ストアで買ってきた、 南アフリカの安ワイン。 ただし、今夜のオリーヴはとっておきのフレッシュ2種類♪ レモン味と、アンチョビ味。 札幌の丸井デパートで500gづつ買ってきたやつ。 美味しい。 とくに、レモン味のほうは、 オリーブを漬けている汁だけで、ワインが呑める。 そーゆーワインだって、 バカにできない。 しっかりしている。(少なくとも、私よりか。がくっ。) ボディがずっしりしていながら、 濃いチョコレートのようなタフさと、でしゃばらない甘みがある。 チリ・ワインの時代が終わっちまいそうな、 南アフリカ・ワインのびっくりする安さ!かな。 チリも南アフリカも緯度は同じようなもんだから、 言ってみれば、南半球の両国は、 同じ条件が揃う北半球のフランス&イタリアに対しての、 「裏返されたフランス&イタリア」、だ。 もしくは、「フランス&イタリアの下半身」? そしてワインは、 まるで、 北半球による 南半球への17世紀から続く植民地支配への復讐のように、 濃く、お・い・し・い。 |
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| 月曜日の夜9時からの楽しみは、 BS-TBSテレビの『吉 田類の酒場放浪記』、 だ。 とにかく世間の常識のほとんど何も知らない私は、 タテワキさん(と、その愛妻マナミさん)からこの番組を教えても らった。 酒呑みにプロはいないと思うなかれ、 タテワキ夫妻を見よ!なのだが、そんな彼らがスイセンする酒呑み だ。 インターネットで、「俳句 酔っ払い」でググれば、 『共犯新聞』かと思いや(がくっ。)、今や吉田類、だろ〜なぁ。 高級フランス料理も、よし。 場末の居酒屋も、よし。 試されているのは店ではなく、客のほうなのだから。 |
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酔っ払ったまんま、吉田類の番組が終わってもBSを観ていたら、 番組は、『ロックの学園』(これこそ、がくっ。)に代わっていた。 去年の沼田町消防団の横浜旅行の最後の最後に、 千歳空港でジンギスカンを喰っていた時にとなりの席で 美人のねーちゃんたちをはべらかせていた箭 内道彦が 企画した番組だ。 私は基本的には(→「基本的」って、何だ?)、箭内道彦が好きだ。 そして、この番組『ロックの学園』の「精神」(←「精神」って、 何?)も。 それでも、こんな温和な私でも、がまんできないことがある。 確かに私には、泉谷しげるは、どーでもいい存在だ。 器用なだけの若いバンドが「ロック」と名乗ることにはもう耐えられ る。 この番組は、忌野清志郎の追悼番組(?)でもあった。 ロックの学校の校訓は、「愛し合ってるかい?」、だそーだ。 それをこの番組の後半は、何度も繰り返す。 プロ&アマ、玉石混合、いろ&いろ、えろ&えろ、エロ&グロ、 登場したミュージシャンのトリは、 元・チェッカーズの藤井フミヤだった。 フミヤは、「トランジスタラジオ」を歌った。 キヨシローの歌い方のマネをする度に、半笑いをしつつ、上手に歌っ た。 それは、 「ほら、キヨシローのモノマネ、やってみたぜ。ウケるだろ?」 って、半笑い。 それは私を不快にする。 吉田類がすてきなのは、「品」があるから。 キヨシローが誰よりも「上品」なやつだったと気が付かないやつと は、 もう同じリズムで揺れるのは、ごめんだ。 番組の後半は、もう色んなやつらの「愛し合ってるかい?」の連呼 だ。 それでも南アフリカのワインは、タフにこらえている。 |
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| もうしばらく私は、「愛し合ってるかい?」と
は言わない。 「愛し合ってるかい?」と訊くヤツに、「Yeah !」とは言わない。 今、キヨシローが生きていて、 こんな世界(や、こんなテレビ番組)を見たら、 「愛し合ってなんかいない。」 と、言うだろう。 そーゆーもんだよ。 ロックって。 |
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