さっちゃんも、プールを観たの。I'll follow you wherever you may go!
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moto_kubo@hotmail.com
2009年6月29日 月曜日 午前2時31分 晴れ 気温17.7℃←■別れ際に千夏ちゃんは、「会えて良かったです。」と言ってくれたけれど、こちらこそ、だな。ずっと考え中は終わ らないから。
「全道展」という地図の中で。
text by うぇ〜ん!久保AB-ST元宏 (更新日;2009年7月18日 土曜日 5:41Pm)

私も知ったのはつい数年前だから、エラソーなことは言えないんだけれど(笑)、
北海道の美術界には主に3つの大きなグループがある。
それは、古い順番に、「道展」「全道展」「新道展」
それぞれが、年に1回の作品の公募を行い、
そこで入選した作品と、公募せずに展示される会員の作品が、
膨大なボリュームの「展覧会」として開かれる。
まぁ、ソレはいいんだけど、な〜んで、
このせまい(?)北海道に、似たような(?)組織が3つもあるのか?ってポイン ト。
その疑問の答えは美術評論家の吉田豪介の著書パラパラ・・・『北海道の美術史』
サブ・タイトルが、みごとに言い切っている。
それは、「異端と正統のダイナミズム」
1925年に「道展」が創立され、それが権威になるとアンチ・テーゼのように、
1942年に「全道展」が創立され、それが権威になるとアンチ・テーゼのように、
1956年に「新道展」が創立されている。
そして、そのすきまをぬうかのように(?)無数のグループが生まれてきた。
それぞれの時代背景で分かるように、
「道展」がもっとも古典的な風景画などの具象画が多く、職種は教師が多い。
「新道展」はオブジェやポップ・アートなどにジャンルがはみ出している。
「全道展」は、それらの中間を心象と物語性の個性で埋めている。
パリの美術館になぞらえれば、
「道展」がルーブル美術館で、
「全道展」がオルセー美術館で、
「新道展」がポンピドゥー美術館、といったすみわけがされている。

もちろん、今、私が書いていることは、すげー雑な言い方だ。
ただ言えることは、少子化で美術を学んだ学生は美術教師への道がせまくなり、
在野として厳しい環境で選ばれたものだけが
持続的にが描くようにならざるをえないかのような時代になってきており、
また、美術史が無限の相対化を経てしまい
新しいことの意味が見えなくなってきている。
この前者は「道展」の、後者は「新道展」の厳しさの説明に
なってしまうのが現状だと私は、想う。
その結果もあり、北海道では「全道展」が一番、面白いと想う。
もちろん、「道展」&「新道展」、その他、無数の美術グループにも
『共犯新聞』は公平に期待している。

2009年の「全道展」を中心に各地の展覧会を以下にレポートしてみた。
その結果、「全道展」が北海道美術の現在の地図になっているような発見だ。
うわっ。すげー、いろんな意味で貴重な一枚っ!歴史的資料だ。
2003年3月1日、ギャラリーどらーるのオープニング・パーティ後の二次会にて。
左から、美術評論家の吉田豪介、
ギャラリーどらーるのオーナーだった坂本公雄
うぇ〜ん!久保(酔っ払ってます。 がくっ。)、
新道展の作家だった故・坂本順子
当時、札幌でギャラリーを経営していた乙なべブルトン男爵



2009年 6月27日(土) Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる! 北海道 深川市 「アートホール東洲館」
個展 『 わんっ!吼えた2008年。渡辺貞之 展 「存在と眼」』

「全道展」事務局長であり、独立美術協会準会員であり、アート ホール東洲館の館長であり、劇団まで抱えていえる渡辺貞之画伯の個展だ。
もしかしたら、北海道の画壇で一番、いそがしい男。
こんな男と、こんな美術館が私の自宅から20kmの近くに。
絶好のアート日和♪
正しいハコモノ、アートホール東洲館。
絶好のアート日和♪
高度な技術で描かれた人物だから、「目」が生きる。
絶好のアート日和♪
数年前から、原色のセ ンスが生きてきた。
ご近所アート♪
繰り返し 描かれるモチーフ。それを、繰り返し観続ける「理由」、とは。
渡辺の絵画は、シンメトリーへの介入だ。
シンメトリーは、自然界と、人間界に、それぞれあらかじめ、ある。

地球は、みごとに丸く、
国会議事堂は、左右対称だ。

食物連鎖は、シンメトリーで、
収支報告書は、シンメトリーだ。

フリー・ハンドで正確な丸を描くのが難しいように、
シンメトリーを全身で抱きしめるのは、高度な技術が求められる。

たとえば渡辺のような高度な技術を特権的に持った作家だけが、
シンメトリーを手に入れることができる。
そして、シンメトリーを手に入れたものだけが、
シンメトリーに介入できるのだ。
黒い獣が飛んでゆく。
ストロークの自由を手に入れるために。
その重層性♪
目は、光。
カーニバル日和♪
マチエールとは、社会参加か、いらだちか。


『渡辺貞之展』から自宅へ戻る途中、拓殖大 学の北海道分校で『学園祭』が行われて いた。
ここは、みづっきー夫妻が社会人学生として卒業した母校であるし、なによりも、若 林博士が只今絶賛大学生中♪なのだ〜。

んなもんだから、好奇心のみで(笑)こっそり、忍び込んでみる♪
拓殖大学も、カーニバル日和♪
なつかしい感 じぃ?
東洲館で学んでるかな、君たち?
写真部の展示〜。
博士は、拓殖大学の茶道部♪
若林学生も、汗を 流してました〜。
拓殖大学から、タダでもらってきた〜♪
拓大の研究誌。佐 藤優も書いている。

その翌日、札幌へ。
2009年6月28日(日)
また、ここに。あっとゆーまの一年。
義 父の死から、一年。
おにぎり、もぐ&もぐだもんねー♪
おにぎり、うまい。

Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる!
ライラック病院

春:「咲く/かがやく」
2009年5月18日(月) 〜7月4日(土)
夏:「はしる/溢れる」
2009年7月6日(月) 〜8月29日(土)

観覧時間;9Am〜8Pm
日曜や祝日の
病院が休みの日も入れます♪


  会場;札幌ライラック病院
      (アプローチ、待合室、廊下にて)
      札幌市豊平6条8丁目2-18
      (地下鉄東豊線
学園前駅下車2番出口より徒歩3分)

  スタッフ;日野間尋子 人喰い部会長〜♪ノンちゃん
       ボランティアスタッフメンバー
 
  製作;北の峯学園のメンバー
      および
      こいめい、ひでみつ、かいせい、
      まゆ、ゆうか、りゅうま

 
ピンクの出迎え♪
プリミティヴの競 演。
廊下現象で、老化減少♪
この病院で、私の義父の父は亡くなった。
ぽち、ぽち♪
日野間尋子は、「全道展」などの大きな会には参加せずに、独自の個展を続けている。
「特別じゃない場所」、なんか無いんだけれど、
やっぱり、病院は「特別な場所」。

「癒し」と、「再生」と、「あきらめ」と、「別れ」。

そんなことは、別に珍しいことじゃないんだけれど。
そんなことは、よくあることなんだけれど。

円熟期に入ろうとしている作家と、
「表現」の入り口さえも解らないこどもたち。

「癒し」と、「再生」と、
「あきらめ」と、「別れ」。

『共犯新聞』では何度も書いたことだけど、
プリミティヴ・アートはプリミティヴではなく、
「指導者」の作品にしかすぎない。
「指導者」が選んだ画材を、「指導者」の指導で「作る」のだから。
ならば、その「指導者」をむき出しにするべきなのだろう。

本展では、前回の『映しあう/照らしあう2008秋』よりも、
両者の融合がぎくしゃくしていた。
それは展示方法だけが理由ではない。

むしろ、この展示が季節ごとに入れ替えしつつ、
「続く」ことそのものが、最大の「作品」だと想う。

病院の最大の目的は、生命が「続く」ことなのだし。
あうっ!
日常に差し込まれ た、雑さ。
医療、治療、癒し?美術?その重層性♪
私は、このプロ ジェクトの次の展開は、
入院患者や通院患者の「作品」の介入だと想う。
それは絵ではなくて、俳句や書でもいい。
さらに、ロービーでの演奏会も、あり、だ。
それらを雑多にせずに、
全体として、
まるで無かったように展示するセンスこそが、
日野間尋子の仕事でもあると想う。
言葉のでしゃばり。
絵につけられた言 葉は、ミカキチ?


Artとは、ニューヨークのホイットニー美術館から、大阪の乙画廊まで、どこでもドアの奥で、今夜、パーティが2時から開かれる! 2009 年 第64回 全道展

会場:札幌市民ギャラリー・全階
     中央区南2条東6丁目
     (北西角地)
     電話;(011)271−5471

会期;2009年6月17日(水)
〜6月28日(日)
休み;22日(月) 
時間;10Am〜6Pm
    (最終日は、〜4:30Pmまで。)
料金;一般・800円 高大生・400円
     中学生以下・無料

主催;全道美術協会 北海道新聞社

また
みんな
ここへ
やってきた。

1年に1回の発表。
そこに込められた作家たち、
それぞれのカロリー。
一度、入れば、もー腹いっぱい!
屋外から、もう展示は始まっている。
観ているのは、ザブトンじゃなくて、彫刻だよ〜。
ジャコメッティから何マイル?
橋本諭「ICON」
静謐と叫び。ボリュームのデザインが秀逸だ。

そんなに目くじら立てないでよー。
川嶋みゆき「暗いところで待ち合わせ」
平成のピノキ男♪
こっそり。

全道展の最高賞は「全道美術協会賞」と名付けられ、
今年は、これ。

昨年までの不安をイメージさせる空間が無くなり、
構図に工夫が観られてきた。
しかし、今までの
亡羊とした何も無い空間も彼の個性だった。
このように、こなれてきたことで失うものもあるはずだ。

正直に言えば私は今回の彼の受賞はまだ早いと想う。
いつか、必ず受賞できる作家だからこそ、
受賞のタイミングはとても重要だ。
渡辺貞之事務局長らは、
今年がそのタイミングであると想ったのだろう。

私の最大の不満は、顔が描けていないことだ。
顔は美醜にかかわらず、魅力的でなければならない。
人体の中で顔は
もっとも情報量が多いパーツだからこそ、
その情報量をわしづかみにして、処理し、
昇華するためにこそ絵の技術は存在しているのだ。

また、中央上部に動物が配置されていることに
感心するという観方もあるが、これは渡辺貞之画伯の
その馬に乗れ!
上部の使い方を知った者には既視感がある。
同様に、下部に置かれた積み木が原色であることも。
おめでとう、協会賞!
佐藤仁敬「paranoia U」
ダーク・サイドからの招待状。
「暗さ」を伝えるために。

注がれるものは、水とワイン。
宮地明人「Paradox」
一方、「全道展」の若手で最も
魅力的な顔を描いてきたのが、宮地明人だ。
20歳代のときから、ベテラン画家をしのぐ写実で
驚かせ、じきに感動させてきた。
技術という光。
タイトルは、あまりにもムードすぎないか?

そんな佐藤仁敬と宮地明人の 『二人展』が、またしても渡辺貞之の企画で、開催され た。
すごい。すごすぎ。
迷わず、行った。
2009年7月9日(木)
若さ、3つ。
実は、『三人展』。
右へ行くか?前へ進むか?そして・・・
メイ ン会場は、『二人展』だが、ぐるりと囲む廊下には、東本恵のデッサン展が行われていた。

東本恵も、若手の全道展への投稿作家だ。
まるで少女のようにきゃしゃな彼女が
描く線はパワフルで、
造りだす油絵には、
暗い「病い」のイメージが染み付いている。
下記が、今回の全道展の出品作品。
ニャー。血が流れている絵。
東本恵「猫と猫になりたい人間」
体力は、肉体には宿らない。
訓練 は正しい方向へ向かっている。
東本恵『デッサン展』
忘れていない腕の記憶。
この 外部へ向かうパワフルさが
油絵では、内側に向かうストレスに変貌する謎。

さて、東本恵のデッサンをぐるりと楽しんだ後は、お楽しみの白黒ショー(?)。
観音開きのアリス。
佐藤仁敬は、垂直を無視した構図を手探り中だ。
白い女が座っている理由。
宮地 明人には、垂直の呪いがある。

指の先。
現実を異化するために。
羽の急降下まであと3分。
二人 とも一目で誰の作品か分かるのは、まちがいなく、すごい。

読んで。
左奥の佐藤の作品が持つ亡羊とした空間の魅力を取り戻せ。
寝て。
全道 展の出品作品も、ここでは違う印象だ。

この二人を「ライバル」と位置づけるのは、やや安っぽい物語だが、この企画展の魅 力は誰にも否定できないだろう。
含羞の画集。
佐藤 が手にいれるべきは、構図、か。
そのカウチ宇宙へ。
佐藤 は室内派、宮地は野外派?
たどりついた席、そこはここ♪
小品 では佐藤のほうがより「純文学的」だ。

ビアンコ・ネロ?
この圧倒的なシズル感。
そして、
やはり、顔だ。


佐藤には
来年の
全道展にまで
顔の修行を
してきて
ほしい。
表情は何処から来るの?
技術の余地はまだある。物語性は確保しているのだから。
さらに、その足で渡辺貞之 画伯の奥様の個展へ♪
『渡辺通子 展』
彼女も、もちろん全道展の会員だ。
北海道深川市9条17番44号 でんわ;0164-22- 3597
★just imagine...♪アートだ!観て♪感じて♪うなかがめーゆ美術館
2009 スケジュール

休館日;月&金 10:30Am〜5:30Pm

5月16日(土)〜31日(日) 桔梗 智恵美
6月 2日(火)〜28日(日) 駒沢 千波
6月17日(水)〜28日(日)我が家コレ クション
7月 1日(水)〜15日(水) 渡辺 通子
7月 16日(木)〜31日(金) 會田 千夏
8月 1日(土)〜15日(土) 福島 孝寿
8月16日(日)〜30日(日) 輪島 進一
9月 1日(火)〜15日(火) 尾 澤 和子
9月16日(水)〜30日(水)林奈美「球体人形」
10月 1日(木)〜15日(木) 八子 直子
現代のチルチルミチル獅子舞は、過去の森で、未来の魔女に逢いに行く。
空の急降下まであと3分。
この 空間。

みちこれくしょん。
美し くないものは展示しない。
芸術にマッチ!
すべ て美しくしてあげる。
言葉も「作品」。
渡辺 通子の会話も作品のひとつ。
この青だぜ。
まさ に、渡辺派!

さて、ふたたび視線を全道展へ戻そう。
渡辺夫婦の作品ももちろん、観ることができた。
鬼っ子クラブ♪
渡辺貞之「黒い羽根の天使『最後の晩餐ごっこ』」
がくっ。
パネルを立体に重ねた新しいマチエール?
あとひとり。
渡辺通子は、ふたごにこだわってきた。

渡辺画伯は深川市に住んでいるが、旭川市の画家との交流も盛んだ。
たとえば、旭川市の老舗の『ヒラマ画廊』はそんな彼らのサロンにもなり、砂澤ビッキの時代も含 め、魅力的な時代を形成し続けてきた。
2009年7月 12日(日)
★just imagine...♪アートだ!観て♪感じて♪ヒラマ画廊 北海道旭川市2条通 8丁目左1 電話;0166-23-9345
だから、名前を書いておくのだ。たどりつくために♪
奥にいらっしゃるのが、オーナーの平間文子画伯。
ヒラマ画廊で、わんわんわん♪
渡辺貞之画伯のデッサンも♪
だから、昇ろう。たどりつくために♪
JR旭川駅前の歩行者天国にあります♪
平間さんのここで、物語は続いているんだから、昇ろう。たどりつくために♪
平間文子の作品。
ヒロコさん、ね、ギャラリーどらーるの匂い♪
神田比呂子の作品。
神田一明画伯の妻。
本来は彫刻家なので、
このような作品が観れるのも、この画廊の楽しみだ。
平間さん、ほら、神田さんのお嬢さんだよ。ここにも、ギャラリーどらーるの匂い♪
羽賀夏子の作品。
神田一明、比呂子の娘。
いつもは全道展で、
独特の脱力した大作を発表している。
同じ作家が、今回の全道では・・・

たどりついた色♪
平間文子の色には、無限の幸福感がある。
同じ作家が、今回の全道では・・・

旭川の水が跳ねているような肌。
神田比呂子には、独特の宗教臭がある。
同じ作家が、今回の全道では・・・

娘として、母として。たどりついた色♪
中央の下部の作品が、羽賀夏子「少女と猫」
たどりついた線と、ツ、イ、ラ、ク♪
斎藤矢寸子も全道の画家。
繊細な線を重ねるのは、輪島進一の影響?
すでに、コルセット♪
ヒラマ画廊にあった、『美術ペン』最新号には、
佐藤仁敬のエッセイが巻頭!
全道展は、
こうして北海道の各地で
日々、カロリーを高め、
年に一度、
札幌で勝負されるのだ。

その後、旭川のにぎやかな駅前通りを
一本、東に迷い込むとこにある
レトロな(?)路地を散歩♪
ブラジルとブレンドに挟まれて♪
左の『ブレンド』、右の『喫茶ブラジル』、
ともに旭川をずっと見てきた老舗の純喫茶だ。
旭川の地下室にある老舗の「喫茶ブラジル」で、Mr.K♪
喫茶ブラジルには、なにげに、国松登の絵がっ!
旭川の地下室につづく、共犯書斎の夜。
帰宅して画集を見れば、1960年前後の作品っぽい♪

1907年5月6日に函館 で生まれた国松登は、1932年、25歳で、「道展」に初入選する。
この年、三岸好太郎、本郷新らを知り、北海道の美術史とともに歩みだ す。
さらに1934年に「道展」の会友になり、1938年には会員になっ ている。
しかし、1945年の敗戦後、「道展」を脱会し、「全道展」の結成に参加、創立会員と なる。
このとき、国松登は38歳。
従軍画家として北千島エトロフ、クナシリに渡って、根室に引き揚げた 直後のことだ。
国松登の画風からすれば、「道展」から「全道展」への移行は必然だっ たのかもしれない。
ただ、「道展」が北海道内で絶対的な位置を占めていた時期の新たな冒 険は、
国松登にとっても、北海道の画壇にとっても、青春だったのだと思う。

幸せって、なんだっけー?なんだっけー?知っとるけ?
喫茶店を出れば、JR旭川駅前には、
超★大量動員の 「幸福実現党」がっ(がくっ。)。
皆既日食ダイヤモンド・リングの詰め合わせ(?)セールかっ?
なにげに入った丸井では、『閉店セール』がっ!
オットセイだよ〜ん。ぐえっ、ぐえっ。そして私は、タマゴ男?
ライバルを失う西武・旭川店の今後の戦略はっ!?
丸井今井・旭川店の閉店を
目の当たりにして
差出人: 沼田町に本籍を置く者@丸井の近所で働く者
送信日時: 2009年7月20日(月) 11:04Pm
宛先: うぇ〜ん!久保AB-ST元宏

前略 久保様
今頃は「あ んどん製作の真っ最中」でしょうか。

本職は本日、
「丸井今井旭川店の閉店」を「目の当たり」にして、
かなり複雑な気分でメールしています。

閉店セールに押し寄せた『お客様(と称する〔砂糖に群がる蟻〕)』が
明日から私の勤める店に来てお買物してくれるかどうかは疑問ですし、
「店内のベンチで寝ている『家あるのかなぁ、無いのかなぁ』的な人達」が
明日から行き場失って大挙押しかけて来ても困るし・・・・・
それ以前に『丸井』と言う『おとなりさん』を失った
私の勤める店が明日から『迷走(うまく伝わるか疑問ですが)』しなければいいな。」
などと考えたりなんかしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
明日から色々慌しい日々が始まります。
慌しい日々をどうにかして「今年も牧場で牛肉食いたいし、あんどんも見たいし」
消化しきれない仕事抱えて『おらが迷走』したりして(笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ、そうそう・・・昼間偵察に行ったついでに買物しちゃいました。
(これが「旭川丸井での最後のお買物」)

ONちゃん、かよっ!

旭川は私にとって、あこがれの都会だった。
かつては軍隊と、林業の街。敗戦後は開発局の利権と、大企業の左遷先 の街。
今はただ、夕日が似合う橋の街。
それは、無責任なよそ者の感傷にしかすぎないのかもしれない。

メイン・ストリートではファッション・ビルが凋落を競い、
バック・ストリートでは昭和と変わらぬ純喫茶が同じ味のコーヒーを出 し、私が生まれた頃に描かれた絵を飾っている。

メイン・ストリートから外れた一室では、まるで病院の待合室のよう に、老人が集まっているが、
そこが、「画廊」と呼ばれる文化のカロリーが高められる発電所である と気がつく者は、メイン・ストリートに何人、歩いているのだろうか。
その魅力的な熱は、次の担い手に届いているのか。

表現者は、表現を止めない。
あこがれも、夕日も、凋落も、同じ味のコーヒーも、病院の待合室も、 表現者にとっては同じなのだ。
夕日があたっても、朝日があたっても、だれかが渡って通り過ぎていっ ても、橋は橋なのだ。
違うのは、表現者側なのだから。

東出センパイからいただいたメールの一文を思い出す。

音江の農家の長男だった林檎の木の下からずっと♪ 詩人や批評家の
もうひとつ役割は、
あるいは
渡りきることより も、
いつもなにものか へ架けられた、
橋の上に
否応なく立ち続け ること
なのかもしれないと、
また思い返したのでし た。
インソムニアの橋

我々にとって、「考える」ときの地図は、どんなふうに広がり、どんな ふうに位置されているのだろうか。


みたび(笑)、全道展の会場へ♪

全道展では
”全道展オールスターズ”とでも呼ぶべき、
ベテラン画家の健筆や、
実験を確認するのも大きな楽しみ♪
新しい神田一明♪
中央奥、神 田一明「狂女」
ベテランがまた新しいテーマに突入した。

その塔へ。
矢元政行「未完のモニュメント」
ギャラリーどらーるの匂い♪
右は、川口浩。ともに、ギャラリーどらーるで個展をした。川口はどらーる最後の 個展となった。

鳥は人になれたか?
木村富秋
日常に回帰して、良くなった。
繭は孵化したか?
富田知子
国松登の境地へ?かな。
ユーモアは消費せずに、昇華した。
板谷諭使「森に棲む」(部分)
マニアになりたくなっちゃうなぁ♪
この方向だぜ。
八子直子「Your Story」
迷いが無くなり、品と力強さが出た。

さらに、80歳超えの超ベテランが、パワフルぶりを見せ付ける!
ふくろうは、まだ♪
左から、谷口一芳 (1919年生まれ)、栃内忠男(1923年生まれ)。永遠のアヴァンギャルド。
白が跳ねているような肌。
岸葉子の 味は若者には出せないなぁ。


しかし、やっぱり、一番すげーのは、今年も輪島進一だっ た。
線の風になって。
輪島進一「インフィニティー」
線の風になって。
宇宙は、線でできている。
線の風になって。
来年は久しぶりにカラー作品が観たいな♪
線の風になって。
感動と技術の共犯関係。

クルスの訳は、その塔へ。
野本醇は、同じテーマを深める。
日記があるだけ。日記があるだけ。ノコギリ鳥は、どこ?ギャラリーどらーるの匂い♪
高橋靖子の日記(?)には、
今年は何が書かれているのかな?
ヨーロッパ都市の曼荼羅。
本間弘子「長い夜のお話」(部分)


では、私は、まったく知らない画家であれば、どのような作品に気持ちが惹かれたかと問われれば、この3作品をあげておこう。
沈みながら、同時に浮遊感。
荒谷真優子「メイソウ」

写実でありながら、どこか、へんてこりん。
それが私の好奇心をくすぐり、
絵に観入ってゆく。
現代の暴力。
安井孝「座す」
忘れていない残像。
山口星子「Wating for your right」

会場に、渡辺貞之画伯がいたので、美術レクチャーを即興でやってもらう♪
ワン!
あっ、ワンちゃん先生だ♪
うぇ〜ん!今年は、どーですか?
ツー!
上は渡辺盛二「今を生きる」
わんっ!吼えた2008年。彼は今年は仕事が忙しすぎたね。
スリー!
桔梗智恵美「She's Seeds」
わんっ!吼えた2008年。足元の水が水に見えない。
フォー!
それにしても、すごい量の作品群!
わんっ!吼えた2008年。技術の担保がまず必要。

連合演習で座っていた足は、あれでいいのか?
吉川博幸「出発の時」
ついに入選の常連になった。
そろそろ、入選セオリーから離れて、
独自の物語に入るべきだろう。
いつも、久保の足が正しい(笑)。
瓶を例にとって、
わんっ!吼えた2008年。デッサンが狂ってる。
雨。
古典的なイメージ。
いつか交差するために。もう彼は賞を狙わねばね。
家族の功罪。
毎回、息子が登場。
わんっ!吼えた2008年。家族を出すと絵が甘くなる。

では、渡辺貞之画伯の注目の作品は?
お姫さまは、その塔へ。
浜真由美「楽園」
わんっ!吼えた2008年。上手なんだけど、プロジェクター臭がある。
校舎の後者。
成澤正子「放課後に」
わんっ!吼えた2008年。彼女は、これから面白くなるよ。
混沌の曼荼羅。
近景にゴミ。遠景が小学生たち。
わんっ!吼えた2008年。さらに、ていねいさと、整理だな。


金沢派の時代は来るか?
加藤達哉「Next season」
うぇ〜ん!今年の最高賞が佐藤仁敬って、
彼にとってはまだ早かったんじゃないですか?

わんっ!吼えた2008年。いや。もう彼は賞を超えて
全道展をひっぱる存在にならなくてはいけないんだ。

うぇ〜ん!佐藤仁敬と同世代で同じ金沢で絵を学んだ
加藤達哉はどうですか?私は興味深く観ているんですが。

わんっ!吼えた2008年。うーん。まだいろんな手法のコラージュだね。
絵画にまで到達していない。

見えるもの。
高田健治「焦心T」
見えないもの。
謎な画風。
見ているもの。
戸田遥「生命線」
サイバー・パンクから30年。
右は、江上秀法「Pigmalion complex」
工芸は絵画などと比べれば
個数が少ない。
それは質にもつながる。
しかし、アートにはその視線は
必要なのだから、
事務局としても展示位置の工夫などで
作家のモチベーションを刺激すべきだ。

約1時間半、びっちり観ました〜。
腹いっぱい?
ふーっ。

最後にもう一度、輪島進一「インフィニティー」を観ようと、逆に歩いていると、観た顔が・・・。
語ることが浮世に浮かぶ島の時代は来るか?
あ、千夏ちゃんだ。
會田千夏はすげー深刻そうな顔で、とぼとぼと歩いていた。

うぇ〜ん!今回は、かなり吹っ切れたね。

別れ際に千夏ちゃんは、「会えて良かったです。」と言ってくれたけれど、
こちらこそ、だな。ずっと考え中は終わらないから。
絵を描く、ということは、考える、ということだから。

技術という光。
後日、會田千夏から届いたDM。
またしても、深川市でだ(笑)。
これは、必見!
會田千夏の今まで のほぼ全作品が俯瞰でき、しかも最新作が発表されることだろう。

ポケットに気が付いた千夏。
會田千夏「katarijima 2009.6.10」
消された物語という光。
唯一無比。
残酷なことに、
この世では、天才ですら悩まなければならない。
會田千夏は技術、オリジナリティ、想像力、物語性、
誰もがそれを得ようと人生を賭けるものを、
最初から手にしていた。
その會田千夏であってさえも、悩むのだ。
しかも、誰よりも深く。

絶妙の写実の自画像で最高賞を得た翌年に
誰もが見たことのない抽象の世界を
具象の技術で描ききった。
その後、近年のポップ路線も含め、
その手法の多様化は、そのまま悩みの多様化でもあった。

しかし、今回は最も彼女が得意とする手法を
新鮮な色の導入で乗り切った。
つまり、ようやく彼女も手持ちカードを選びながら
ゲームができるようになったのである。

それを安易に、「ベテラン化」と言えないところが、
若き天才の魅力でもある。
まだまだ、リアルタイムに新作を観続けたい画家だ。

ラーメン!
絵のあとは、すみれのラーメン♪
いつも、つるりんこ(笑)。
濃い〜。
カフェの雨。
カ フェでお茶♪
それは、あの日に続くのさ。
ま た、始まるね。違う物語が。

全道展の地図は、どこまでも広がっている。
また来年、会場で逢おう。



2009 わんっ!吼えた2008年。太ったソクラテスまで、あと何キログラム?
ラーメンぺ〜ろぺろ、ゴクリ!gourmet days ! Oh ! うめぇ〜♪ジューシーな豚肉ソティ!gourmet nights !T
すべては、共犯行為。あれも、 これも。あ、あれだけは違う。かも。


後ろが痛いと言い出すまで。「久保AB-ST元宏」の2009年に買ったモノ